奥飛騨 開田 大鹿村
ゴールデンウィークは、東北にするかと思っていると奥飛騨に行かないかという誘いがあり奥飛騨 有峰に行くことに。2日目には別の仲間と開田、南アルプスを楽しむことに。
       

前日にエンジンをかけバッテリーを確認。早起きして6時に出発の予定が・・・エンジンがかかりません。
バッテリーを充電すること30分まだかからないので車から直接つなぐことに、車の横まで押して行き試しにセルを回すと、かかりました。やっと出発。
したのだがガス欠。これが原因だった。GSやらGRTからガソリンを抜こうにもうまくいかない、結局、車のカバーをはずしガソリンを買いにいくことにした。
2時間の悪戦苦闘の後、やっとのことで出発。しかし中央道には、側道通行の取締りのパトカーとすり抜け防止の白バイが・・・行く手をはばかれ八王子までだらだら。待ち合わせのみどり湖10時が危うい。

山梨に入ると南アルプスの山々が美しい。


みどり湖には10時半に到着、遅れたとおもいつつ彼らも着たばっかりだという。さすがにゴールデンウィーク初日だけあり混んでいたらしい。

先があるので休憩もそこそこに出発。ZRX1200とCB1300を引きつれ、松本インターから奥飛騨を目指す。
みどり湖から少し走ると北アルプスの稜線が見え出す。



松本インターからの158号は車が多いのでいつも通り農道を走る。前回アツトと来たときも好きな道だといっていたが今回ナベチャンも好きな道だといっていた。風穴の里近くの蕎麦屋で昼食、桜が満開だった。
沢渡、上高地に上がるのか駐車場に入る車が多い。

安房峠トンネルを越え平湯へ、いよいよ奥飛騨だ。トンネルを抜けたとたん空気が変わるような奥飛騨の雰囲気が好きだ。
平湯から471号に入り栃尾を左折、高原川に沿って走る。
双六渓谷からいよいよ有峰への道だ。大きなカーブで双六の集落を抜け、勾配が急になるといよいよ目指すコースだ。最初は低速の登りへアピン、飽きるほどもなくすぐに高速コーナーの連続、山伏峠を越えると牧場に入る中速コーナーだ。





山之村を越え最後の民家を過ぎたところで通行止めのバリケードがあるがいけるところまで飛越トンネルに向かう。昨年と同様トンネルの手前で雪が。槍ヶ岳方面でしょうか天気がよく初めて気づいた雪山を見ながら休憩。

通行止めで整備ができてなく、落石や木の枝が落ちているもののやはりすばらしい道だ。

通行止めの看板を通り越し、山之村の牧場を快適に飛ばし平湯へ戻る。写真を見てわかるようにほとんど車が走っていない、この交通量の少なさがこの道の特徴だ。はじめてきたキンチャンも感激していた。



国道まで降りると連休のため、車でもツーリングしているグループもあり交通量が増えるが、流れに乗り471号を新穂高の中尾に向かう。

新穂高の湯が見える橋の上で。ここから中尾の温泉に上がると景色がすばらしい。

北アルプス大橋の駐車場
残念なことに桜はまだ咲いていなかった。4、5年前に来た時は満開で桜と雪山の景色がすばらしかったのだが。

北アルプス大橋の横のヘリポートには、山岳ヘリが待機中。どうも旅たつ様子なのでしばらく待つことに。














橋を後にして今日の宿泊地、ほおのき平スキー場のホテルに向かう。




なぜか馬鹿でかい20畳の部屋に宿泊、温泉も気持ちよくゆっくりできた。
翌日は朝食を早くしてもらいせせらぎ街道を目指す。今日の目的地は開田高原。
高山の市内を抜けるも朝が早いためいつもの渋滞はなし、すんなりせせらぎ街道へ。
   



せせらぎ街道は空いていて、ペースが上がる。そのため写真を撮るまもなく西ウレ峠へ。

郡上八幡から来る車は多いのだが連休の2日目反対むいて走る車はほとんどいない。無理な追越をすることなく快調に走れた。中部で有名なせせらぎ街道は、空いていれば言うこと無しの道だ。



ゆっくり走れば景色もすばらしいのだがついつい出してしまうのだろうか、写真撮るからまってくれと言いたい。

あっという間に五平餅屋に。ここのが一番うまいらしい。えごまをのせた五平餅は本当にうまかったが9時には本日終了の看板が。




引き続きせせらぎ街道を郡上八幡に向かう。すぐにパスカル清見に到着。桜が満開だった。

パスカル清見の駐車場には、すでに結構なバイクが休憩していた。買い物をしてここからせせらぎ街道に別れを告げ、257号にはいる。




西ウレ峠から続く馬瀬川に沿って走るこちらの道も快走路だ。対向車も少なく、コーナーの先が見えるので気持ちがよい。


   
快調に飛ばしていると急に道幅が狭くなる。しかし道路幅の狭いのも一部分だけで快適なことは間違いなし。

渓谷部分は景色が美しいし、道が狭いのも雰囲気があっていい。



馬瀬村では、すごい路上駐車。どうも渓流つりの大会が開かれていたようだ。しかしこんな田舎の村に村民以上の人が来ているのではと思うほどだ。

馬瀬村から41号線にでる。しばらくこの国道を走り鈴蘭高原の入り口飛騨小坂に向かう。




 


 
鈴蘭高原への道にはいると花もものが満開だった。

南飛騨小坂の道の駅で休憩。


















鈴蘭スカイラインもいい道だったが前に遅いバイクがいて飛ばせない。車だとさっさと抜いてしまうのだがバイクだとなぜか抜きにくい。
   

大平御嶽展望台。乗鞍まで見渡すことができる。



鈴蘭スカイラインを濁河温泉に向かわずに岳見峠から高根へ向かう。濁河へ向かうより良いらしい。秋神温泉から秋神川に沿って下り361号に入る。道の駅飛騨たかね工房で牛すじ丼を食べるが、これがなかなかうまかった。

その後、入りはしなかったが塩沢温泉に立ち寄り開田をに向かう。ちょっと惜しい気がするがこの季節まだ寒いかもしれないので仕方がない。






 







高根からは高根第一ダムの辺りの狭い道を除き快適に走る。
CB1300 ZRX1200 は加速もトルクがあるので変速無しでこなすが、こちらは900CC、当然シフトダウンとなる。追い越しのときシフトダウンしてフル加速したらウイリーしました。抜かれるほうもウイリーしながら抜かれたらびっくりするでしょう。後で先頭のCB1300に、ウイリーしたと抗議したつもりが、危ないから無理したらあかんよと言われる、無理さしたのはあなたでしょう・・・

開田高原と御嶽山 361号からの眺めがすばらしい。御嶽山は、単独峰では富士に次ぐ高さを誇っている。



 



木曽駒の里で解散し、彼らは豊橋にもどる、僕はキャンプ場へ。



ところが忘れ物を買出しに木曽福島までひとっ走り。道がいいので苦にならない。

開田高原キャンプ場 バイク込みで1200円

昨夜から一人合流 


   
今日は開田から御嶽山の周りを王滝村を中心に散策することに、まずは御岳湖を目指す。県道20号線一部狭いところもあるが楽しめる道だ。

牧尾ダムの周りは桜が満開だった。牧尾ダムから三浦ダムを目指す。









御岳湖周辺の道はよいが湖より先は道が狭くなる。
 
ほとんど御嶽山は見えないのだが自然湖の手前でチラッと見える御嶽山

自然湖は、立ち枯れのある不思議な雰囲気の湖だがカヌーでの探索ができるようだ。

王滝トンネル

トンネルを抜けるとこんな山奥に平野があるとはとびっくりするような広い場所に出る、そのまま三浦ダムを目指す。


水交園を過ぎると道が細くなってくる。このまま舗装が続けばと思っていたのだが、やはりダートになった。

滝越三浦林道は行き止まり、三浦ダムへは上黒沢林道だが砂利が深そうなため今回は断念。





水交園まで戻る。屋外で食事ができる施設で、簡易な宿泊施設もありベッドで泊まる事もできる。屋外には森林鉄道が保存してあるが以前はこれに乗って学校に通っていたようだ。今ではこの地区には25人だったか?しか住人がいなく当然森林鉄道の線路もない。
気持ちまでゆっくりできる。ゆっくりするついでに豚の味噌焼きを囲炉裏で食べることに。
   


森きちオートキャンプ場
静かな区画がきっちり分かれたキャンプ場 ただオートキャンプ場だけなので料金がたかい。

滝越地区の集落はのんびりした昔の風景のようだ。



滝越地区をあとにし、牧尾ダムに向かう。ゆっくり走るのには気持ちがよい。

滝越地区から御岳湖周辺までは、民家がない。それだけに滝越地区にはなにか不思議な魅力というか隠されたなぞのような驚きを感じる。







帰りは湖の南岸を帰る。こちらもいい。

ダムの上で休憩この桜はすばらしい。



次に目指すは赤沢自然休養林の森林鉄道記念館。その前に寝覚ノ床の前のロッキーでカレーを。聞いていた通りのボリュームでコーヒー付、値打ちありだ。
 





赤沢自然休養林に到着、結構な人出だ。予約制だとばかり思っていたが順番に乗れるのでまずはトロッコ列車に乗って出発。蒸気機関車じゃなくディーゼルだったのが残念。








森林の中をすすんでいくのがいいが、距離はたったの1.2km。帰りは下車して歩いて戻ることに。







木材の切り出しのためにこの辺りの山の谷という谷にはほとんど鉄道があったという記録を見てびっくり。

近代日本を支えてきた歴史を感じた。
 



帰りに木曾温泉に入り、今夜は連泊の開田で豚と野菜のパーべキュー。
今日の予定は御嶽山周りを散策し南アルプスの大鹿村 夕立神パノラマ公園を目指す。

開田で給油のためうろうろし、昨日ロッキーの雑誌で見た倉越パノラマラインに向かう。





木曾温泉の所から入る倉越パノラマラインだがナビがなければ見つけることの難しい入り口だった。
これでよいのか?と思う道をあがると牧場の中を通りヘアピンの連続で高度を上げる。通行量が少ないためか道は汚れている。
 

   
最大高度?までくると御嶽山と遠くに乗鞍が薄っすらと見える。ここを逃すと乗り鞍はもう見えない。
   

御嶽山の展望はほとんど開けないが、開田から乗り鞍方面の眺めはよかった。



 



不易の滝により、異様に石碑の立つ御岳霊場のなか上松御岳線を下る。





権兵衛トンネルで伊那に抜け、味噌カツ丼を食べる。伊那インター近くの焼肉やの味噌カツ丼のカツの大きさには驚かされた。

伊那で夕食の買い物をし高遠から分杭峠の道を走る。高遠からしばらくは2車線の走りやすい道だが、今日はなぜか交通量が多い。

 

峠道に入ってびっくり、路上駐車の列。なんと”分杭峠へ行くにはバスに乗り換えてください”だと、ゼロ磁場のおかげで、近頃流行のパワースポットになるらしい。以前は誰も寄り付かなかったのに、流行にはビックリだ。4年の4月15日に来ているがだれもいなかったはず。






峠を越えて大鹿村に入ると急に車両は減る。やはり秘境だ。

それでも何台かの車とバイクが連なっているのはパワースポットのおかげか、大鹿村がジビエで有名になってきたのか?
あとで村の物産店で訊くとやはりパワースポットがテレビに出たおかげらしい。物産店も蜂蜜が売り切れるほどの大賑わいだった。






夕立神に上がる前に小渋温泉の赤石温泉に立ち寄る。鹿塩温泉は立ち寄り入浴できないはずなのでいつもここになるのだが、掛け流しの豊富な湯量と風呂からの眺めがお気に入りだ。

 

 



林道を通り夕立神に向かう。小渋からの道は通行量が少なく路面にコケだ生えたりしていて気を使う。


   
夕立神パノラマ公園 赤石が目の前に見えるこの風景はすばらしい。残念なことにもやがかかっていて中央アルプスはみれなかった。冬の天気がよい日にははるか北アルプスまで見ることができる。

キャンプ場に行く前に林道の終点まで行くことにする。

残念ながらあの突き抜けるようなところまでは行けず通行止め。

しかしあの道の先がどうなっているのか興味津々。いつか歩いていってみようと思う。
 

あきらめキャンプ場に向かう。

林道は落石などは多いものの舗装もよく走りやすい。
 


いつものことながら誰もいない鳥ケ池キャンプ場

今日の夕食は鹿のたたきと海鮮バーベキュウ。熊が出ては恐ろしいので残飯は離れたところにおいておく。
夜間には鹿の鳴き声が聞こえた。


朝早く起き散歩に行く。途中想像通り鹿に出くわす。

キャンプ場から10分も歩くと道はなくなる。この行き止まりでも鹿に出くわす。
下のほうに見える林道がこの山の高さを感じさせる。

   

朝焼けの赤石連峰

荷物を運ぶのがいやだし、どうせ誰もいないので今回はキャンプ場の入り口脇でキャンプ



夕立神は、名前の通り朝日は逆光になり山が見えにくい。

大鹿村のもう一つのキャンプ場大池キャンプ場に向かう。大鹿村の案内では大池キャンプ場は写真付、鳥ケ池は写真無しで紹介されている。大池のほうがお勧めなのだろうか。


   

急な斜面にくっつくような集落。

冬はどうぢているのだろうか。

いったん下の国道まで降りる。

また山を同じような高さまで登る。


大池キャンプ場

林間でサイトが分かれている。

キャンプ場からそのまま先に進む。

先には青いけしの畑がが見られるらしい。

青いけしは季節外で見れなかったが美しい林を見ることができた。
     



やはりダートに。一瞬迷うがいつものことなのでこのまま走り続けることにする。去年70kmものダートを走った経験でこれぐらいのダートは大丈夫だろう。
中央アルプス方面に開けているため、夕立神と違ってこちらからは南アルプスを見ることはできないが景色の開けた道が続く。


ダートは牧場の部分だけで後は舗装だった。距離にしても2kmもないぐらいだろうか。








この季節の東北は、まだまだ雪の中のため躊躇していたところのお誘いだったが先週にも車だが同じようなところを走っているのもどうしたものかと悩んだ。しかし車とバイクでは景色がまったく違う、やはりピラーが有る無しと直接風に当たるところに大きな違いがあるのだろう。
春のアルプスは山に雪が残っているため景色がすばらしい。前半の仲間はどちらかというと走り優先だ、走りやすい道と程度なコーナーを好む。後半の仲間は、探検とキャンプだ。同じバイクでも楽しみ方がいろいろだ。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送