Ma Pi Leng Sky WalkとNho Que川向こうの中国国境
5月には登れなかったSky Walkにはぜひ行きたいし、前年中途半端に終わっている中国国境探索を成し遂げたい。
 



Sky Walkの入り口まで来るとどうも今日も通行止めの模様だ。歩いて登れみたいなことを言っている。歩く気はないので先に進む。



歩いて登っているのだろうか何台かのバイクが停められていた。



反対側の登り口に来た。ベトナム人が「無理だ」と言ったら引き返すことにして登っていく。下りで来たことはあるが登るのは初めて、しかも二人乗りだ。急坂のヘアピンではウイリーしそうになりながら絶対落ちれない道を進む。結局ベトナム人に「無理だ」と言わせる機会なしに登ってきてしまった。
 



小さな集落を左に進むと白い断崖絶壁の近くに出る。遥か下方に国道が見え山の急峻さがよくわかるのだがガスがかかって残念だった。




集落まで戻りMa Pi Lengでとても有名な場所へ。あの岩の上へは歩いて行けたのだが下を見てしまったので引き返すのがとても恐ろしい。













最初に通行止めだと言われた場所にでる。



Ma Pi Leng峠を進む 先ほど見た白い断崖絶壁の下に見える道だ。
 


Ma Pi Leng Panoramaへ 以前建築許可が出ていないので取り潰すと新聞で大騒ぎになっていた建物。カフェに入るのに入場料金が必要なのにはうんざり。



さらにMeo Bac方面へ走り193A号でNho Que川へ下る
 


観光客が増えたためか立派な駐車場ができ船着きまで送り迎え付きの乗船だ。









 



素晴らしい景色に満足。下船したらすでに13時、時間がないので露天でXoiを食べて昼ごはんとする。
 



駐輪場まで戻り早速対岸の山を登る。。山を削って道を作るだけで災害防止などしていないのでなるようになったのだろうが大規模な土砂災害の傷跡がある。
 



1000mの高低差を災害復旧の工事の中を登ってゆく。


このあたりからの中国国境は見えるのだが、目的はあの山の向こうあたりにあると考えてる国境ゲートだ。




目的の国境はこうなっていた。扉はあるが一般的に通れるものでもなさそうだ。向こうをのぞいていると中国側の人員が不審そうにこちらを見ている。気持ちが悪いので写真だけ取ってさっさと撤退だ。



先頭を行くT氏が右方向の道に入ったが、googel mapに出てこない道だ。国境地帯だけあり不安がいっぱいだがそのま国境の柵近くを30分ほど進むると小さな町が見えてきた。




職務質問のような事をされないかと相当不安だがあの町の入り口まで行こうとするといきなり3差路。これは国境方面に行くしかないだろうと右折するとすぐ中国側の建物が見え、そしてベトナムの国境ゲートが見えた。国境ゲートはまだ工事中のようだが記念撮影などしていると職員が出てきたので「もう少し中国側まで行ってよいか?」と聞くと事務所に聴きに行ってくれたが、想像通りダメだとの解答だった。ゲートの向こうに見える中国側の建物に中華人民共までの文字は見ることができた。張り巡らされている国境の柵のベトナム側の警備は厳しくないが、中国側には監視塔みたいなものもみられる。この策は中国人が国外へ逃げ出さないためのものと考えるとなんだか恐ろしくなってくる。
 



国境から引き返し来た道を戻る。天空の道を走り下山



新しい中国国境ゲートからNho Que川を渡る唯一の道で対岸の国道へ戻る。



白く見えるのが川を渡って登ってきた道そして赤い矢印が国境ゲートが作られていた辺りだ。あの国境から大量のトレーラーが入ってきて風光明媚なMa Pi Leng峠がつまらない道にならないように願うばかりだ。

今日の相棒

コーヒーでほっとして

夕食はNha Hang Quan Dung

suon chua ngot, ga xao xa ot