Dong VanのLung Phin valley

最も気に入っている景色と言ってよいDong VanのLung Phin Valleyに調査に向かう。谷に降りたり、丘に登ったり4輪だと行けない道に行くつもりなのでHa Giang で150�tのHONDA　XRをレンタルする。

　 　

Ha Noiを出発し、Vinh Phuc省は素通り。Tuyen Quangで一つ目のコロナ申請ゲート。以前と同じ場所だが以前のようにフレンドリーではないぞ。そして次はHa Ginagで申請ゲート。同じようなものを省ごとに違う書式で書くのには意味があるのか？と思ってしまう。今回はベトナム人スタッフが同行しているので心配なく通過し定宿のHistoric houseに到着。

明日からの相棒、まだ新しいきれいな車体のXR150が届いた。試乗したがブレーキ等に問題なさそう、明日からが楽しみだ。夕食はコメがうまいレストランCom niew An Nhienに行ったがコロナの影響かいやに空いていた。

朝は予報通り雨が降っていたが、出発するころには雨も上がりラッキー、何度も来ている僕は距離感もわかるし、景色の良い場所と時間をかけたほうが良い場所を知っているのでサッサと進みたいのだが、スタッフを乗せる車の運転手がQuan Baに向かうまでの観光施設に次々と立ち寄るので予定通りに進まない。この先もっと素晴らしいところがたくさんあるのに時間が無くなってしまうと思いやられる。初めてのHa Giangではすべてが素晴らしく見えるはがわかるがほどほどにしてもらいたいものだ。

　

Quang Baのtwin Mountain

Qunag Ba の先、Lung Tamの大きな谷

　

QL4Cから離れYen Minhまでショートカットできる道のCan Tyの急斜面へ。距離も半分時間も30分の短縮の上、こちらのほうが眺めも良い。

　

峠をYen Minh側に下る

Yen MinhからDT182へ

Mien chay ngam川は時々地下に潜る川

　 　

Mau Dueを過ぎカーブMへ。カーブもおもしろいがその向こうの山々の景色もすごい。このあたりの荒れた路面もやっと修繕。

　

Lung Phin に到着。この谷の景色が素晴らしい。

　

開発されることなくいつまでもこの素晴らしい景色は残ってほしい。

　 　

谷周辺の調査、まずは東側の小道に入ってみる。

　 　

次は西側の小道にから谷を見下ろす山に登る。ここまで登ると谷の迫力が感じられない。

　 　

調査はいったん終了し、カルストの山々をぐるぐる通ってShin Lung谷へ。この谷の眺めも素晴らしい。

　 　

以前は入域許可が必要だった辺境地域の看板を通りDong Vanを通り越してMa Pi Lengに向かう。

　

これがMa Pi Lengから見るNho Que川　人気のView Pointだ。

　 　

川向こうの中国国境の村には、外国人は近づけない

山の斜面の畑から滑り落ちたらそのまま川まで一直線

　 　

以前はなかったMa Pi Leng　Sky Pass（Sky Walkだと思っていた）の看板。Dong VanからMeo Bacへの天空の77200mの遊歩道。以前より整備され舗装面が倍近く広くされ走りやすくなった。走行中の動画ここから見るMa Pi Lengの景色は格別

　 　

前回ここから先行き非常に狭い道になったのでここで引き返し今日の宿泊地Dong Vanへ。 Dong Van B&Bに宿泊してQuang Dung Retaurantで夕食　さすがにここでもコロナの影響で客はほとんどいない。いつも注文するGa xao sa ot（チキンのレモングラス炒め）とSuon chua ngot（豚の甘酢）を注文したがとてもうまかった。

　 　

翌朝、DT182でDong Vanに別れを告げ再度Lung Phinを目指す。この道は観光客が来ないローカル色の濃い道だ。走行中の動画

　 　 　

カルスト地形の不思議な形の山の間を縫って走る。

　 　

雨は降るのだがカルストが水を吸い込んでしまうため土地を運んでくる川がない、石灰岩の間のわずかな痩せた土に植える耕作物はほぼトウモロコシだ。

　

Lun Phinの丘の上に登ったり

谷に降りたり　　道路から見る景色が一番よさそうだ。

　

調査後Mau Dueへ

Mau DueからDT176を南下し棚田を見下ろす峠へ。

　 　 　 　

Lang KhacからDt181に入り谷の中を進む。

　 　 　

Quan Baに抜ける峠に上がるとこの谷の壮大さがわかる。底が平らな深く奥行きのある谷だ。

　 　 　

Quan Ba側のThai An。以前”道がないとグーグルマップに騙された”処に来てみると工事中。参ったぞ！1時間以上迂回の必用か？しかし重機を動かして仮設道路を通してくれてほっとした。

　 　 　

Ha Gianへの道も通行可だと判明したため、Quan Baに抜ける予定を直接Ha Giangへ抜けるように経路変更。素晴らし山岳道路に入る。（日本ではありえない法面の施工だ。いつ崩落してもおかしく無いぞ）

　 　 　 　

今日はホテルで予約していた豚の丸焼き。Lon den（黒豚）がうまい、噂に聞いていた鼻の部分を食べるがコラーゲンだな。白い脳みそは、食感は肝だが味がない。

　 　 　

翌日午前中に時間があったので中国国境のThanh Thuyの国境ゲートに向かう。やはり国境に向かう道はとても立派だ。特に中国向けだからなのか、カンボジアやラオス国境に比べても立派な道だ。時々見る”何故そうなるの？”道を外したトレーラー発見

　 　 　 　

国境の手前にCovitのためのゲートがあった。国境はここから数百メートル先だと思うのだがここで国境で制覇とする。

　 　 　

戻る途中にはベトナム少数民族の源風景が見られる村があったり。このような風景は大事にしたいとおもった。

Lung Phin谷の景観を何とか保護できないかと景観保護と住人の収入となるプロジェクトを考えHa Giang 省と打ち合わせにやってきた。Ha Giang省もまんざらではないように思うのだが、果たして会社が投資をしてくれるのか？　どちらにしてもこの素晴らしい景観が恒久的に守られることを願う。