Dong Van
帰任する日本人を案内して5度目となるDong Vanへ。今回も驚くべき素晴らしい道に出会うことができた。何度走っても狂おしい世界、乱開発が進まないようにこのカルストパーク一帯を買い占めてしまいたい。
   





 
帰任者とはHa Giangで待ち合わせとしたため、一人でHa Giangに向かう。いつも休憩するカフェでは、何やら木の外側を削って内部の赤い部分だけを残している。家具に使うのであろうが、贅沢なもったいないことをするものだ。Tuyen Quangで昼食、その後Ha Giang手前でカフェに入るとアメリカ人かと聞いてくる。「俺のどこがアメリカ人に見える?」と突っ込み入れたくなるが、会社のスタッフに言わせるとアメリカ人を見たことがないのじゃないか?と言っていた(笑)




 
3時ごろホテルに到着。庭でビールを飲んでいると子供たちが集まってきた。何人だ何をしているのかと興味津々のよう。仕事は何だと聞かれたので、Ngoi An xin(物乞い)と言ってやった。夕食は併設のレストランで
 



 
翌朝8時に集合、雨模様の中早速スタート。合羽を着たり脱いだり、Tetと違ってローカルの旅行メンバーも沢山走ってるが、ツーリングではなく交通手段としてのバイクだ。。


 
Quang Ba Heaven Gateは霧。ダメかと思ったがきれいにおっぱい山(このような呼び方は日本人だけ)が見えた。


 
Quang Ba から先QL4Cと分かれDT181に入り谷の奥の峠を目指す。



 
広いやさしい風景の谷を走る
 


 
グーグルマップでこの道が表示されないのは、多分この2か所の道路崩壊が原因だろう。



 
Thai An谷の最奥部は急峻になる。あの先には何があるのだろうかとどんどん奥に進む。そして峠部分を登り振り返ると不思議な谷の風景。谷を走る




 
峠の向こうはDuong Thuongの谷。こちらの谷も見ごたえあり。ムーミン谷みたいだ。


 
谷を抜けDT176に合流。カルストの地形っぽくなってくる。
 

ほぼ平らなところがない風景すごいでしょう。 

わずかながらの平らなところに畑を作り、斜面には石を積んで猫の額みたいなところまで畑に。



 
棚田の間を降りてゆき、Mau Dueの町で昼ごはん。


 
Yen MinhのMau Dueを過ぎるといよいよカルストパークの景色となってくる。水の無い世界だ。

Vong Ngam Cua M (M型カーブの眺め) というベトナム人人気の写真スポット。石灰質独特の山岳風景と谷を下り上りするヘアピン。
 

トンネルが無いのであの山を越える

平らな部分が無いので山肌を水平に進む

峠以外水平なのがおもしろい

まるで月 水の無い世界にようこそ どこまでも水平に続く道



見事なほど谷底を走る道はない。

Shin Lung  Valley この坂を歩いて登っている子供たちを見て、あまり先が見えたら嫌にならないのだろうか?と驚いた。



QL4CにでてDong Van方面へ 辺境地域の看板 本当はこの辺境入域許可が必要なのだが、そんなの取っている外国人も少ないだろう。



Dong Vanを通り越してMa Pi Leng Sky Walkへ道が倍ぐらいの広さになって走りやすい。それでもやはり怖い 

Sky Walkならではの絶景。ここを降りて野草を取っている女の子たちにはびっくりした。

あの先に座る?

この先行ってはいけません。

対向車を交わしSKY WALKの入り口に戻ってきた。


Ma Pi Lengの眺め 峠は少し手前だが、ここからの眺めが一番。

対岸の山に向かう道。前回あの先で進入禁止だと追い返されたところだ。
 


明日が雨模様の為ここまでやってきたが、宿泊地のDong Vanに戻る。



街中もTetと違って賑わっていた。



翌日雨の天気予報なので国道を走ってさっさとHa Giangに向かう。


日曜のの朝市 民族衣装を着た女性が可愛い。
 

Doc Tham Ma(Tham Ma坂)以前に増して花売りの子供が増えた。それだけここが有名になったという事だ。




顔は黒いドラえもんとYen Minhの手前で、ここを過ぎるとカルスト地形も終わりだ。Yen Minhでコーヒーを飲んで不安であったQuan Baへ抜ける山越えの道の情報をもらう。

Yen Minhを過ぎ山道に入って左へ。

路面も悪くないし景色も素晴らしい道だ。

峠を越えヘアピンを下り、景色が開けた瞬間 ”たまげた” なんとも壮大な景色



壮大な景色を抜け、谷を行くQL4Cの真上を通りQuan Ba へ。ここで昼食を取ったらHa Giangはもうすぐだ。
今回も新しい発見。何度見ても素晴らしいDong Vanカルストパーク。誰もがあの壮大さは写真で現わせないという。もう一度行きたいという。僕は既にとりこになってしまっている。