Da Nang〜Dong Hoi
Da Nangから海岸線を北へ。以前もHueまで走ったことがあるので今回は海沿いの砂州を走ってみる。そしてGoogleMapで非常に気になっている白い地帯を走る。あれは砂なのか塩なのか?
   




雨の予報だったのだが風が非常に強いが雨はまだ降りそうにない。
 



珍しく列車の通過に出くわす。客車も貨車もつながっていて先頭の気動車と後ろにもまた違う気動車がついているのが面白い。
踏切を過ぎてしばらく行くと有名なHai Van峠の入り口だ。
 



東南アジア初となる山岳トンネル、Hai Van トンネルができるまで、交通の難所と言われこの峠は観光バスがいるとレース状態になり恐ろしいが、今日は交通量も少なく安心して走ることができる。走行中の動画1走行中の動画2
   




Da Nang 側は路面も良いのだが、Hue側に入ると路面が荒れている。
 


峠を下って対岸の砂州が見えるここが一番きれいな景色。 天気が良ければ最高なのだが。
 



踏切を渡れば峠も終了。Lan Co橋を通りAH1(QL1A)に合流
 



QL1AからQL49Bに入りCau Hai湾の東側からHue方面へ向かうが、見るべきものはない。車が少なくのんびり走れるのが利点。
   



入り江の橋を渡り休憩。ここからgoogle mapで白く見える砂州の連続だ果たしてどんな景色なのか?白いのは砂なのか塩田の塩なのか?
   



砂州を進んでゆくにつれ道が寂しくなってきた。砂州なのだろういつ水没してもおかしくないような水と隣り合わせの道。本当にGoogle mapで示す砂州の先端で対岸に渡れる橋はあるのか?
   



先端近くになると街になった。やはり橋はあるのだろう。ずっと砂州の内陸側だけしか見えていないので太平洋側を覗いてみたら強風で大荒れ、家屋もうら寂れて見えたが、季節が良いと海水浴客が多く集まるのでしょう。
     



橋を渡り内陸に、また橋がある。どこまでが川でどこが陸なの?
   



Hueの海側は、水郷地帯。豊富な魚貝類が手に入ったのだろう。ここに国ができたのもうなずける。水の中を走るような気分で大きな橋を渡りまた砂州へ。
   



台風なんかで高潮になるとすぐに水没しそうなところだ。静岡の砂丘の内陸側みたいな感じ。
     



なかなかないところにやっと見つけた食堂。入るとMi(ラーメン)しかないという。インスタントの麺に豚の油粕、Hen(シジミ)という小粒の貝などが入って9000vnd(45円)普通にうまかった。
   



標高1mみたいなところをずっと走る。走行中の動画
   



砂州も終わりHai Queというところから海側の白い地域に入る。砂ばかりなので作物も取れないのだろう民家も少なく墓ばかりが目立つ、天候のせいもあるのだろうが色が少ないので不気味なところだ。
   



なん十キロもまっすぐなパイロット道路だけでは面白くないので、海のほうに入ってみたが、海のそばまで来ているのだが海に出る道が分からずに断念。たぶんこの辺りは海水浴場になっているのだと思うのだが。
     



パイロット道路を走っていると真っ白い砂の砂丘であること、標高が低いのでところどころ水面があることで不思議な光景を作っているのが分かった。
   



DT64に入りGio LinhのCua Vietへ。ここでも宿泊を考えていたのだが、こんなにさびれた場所に泊まらくてよかったと思う。ここからも海沿いの道を走るが季節が悪いのか全く活気が見られない寂しいところだ。
   



Vinh LinhからAH1に戻る。Hueからの海岸線は退屈すぎる。
     



Vinh LinhのHo Xaで休憩。ここも宿泊予定地だったがまだ2時過ぎだし、雨にもあっていないので頑張ってDong Hoiまで走ることに決める。
   



途中でQL1とQL1Aに分かれるがここは真っ白い地域を走るQL1Aを選択。白い砂の中を走るなん十キロも走る直線道路。砂丘の間に池なのか海なのか青い水が見えたが、もし晴れていたら相当美しいと思う。
最近やっと気づいたのだが4輪から見て2輪は側道を走る乗り物であって車線を走るなどもってのほかなのだろう。2輪などお構いなしに無茶苦茶追い越しをかけてくる。最初にバイクに乗ったときベトナム人にバイクは一番端を走るものだと言われたのがやっと理解できた。ここは日本とは違うのだ。
   



4時前にDong Hoiに到着、立派な街だ。ベトナム戦争で破壊された教会の前で記念撮影。
     




Netで調べた食堂はことごとく休み、ホテルに言われた方面の食堂もすべて休み。季節が悪いのとコロナで外国人がいないのだ。30分歩いてギブアップ。タクシーの運転手にレストランに連れてきてもらった。

この区間の海沿いは走っても楽しくないと思うたとえ季節が良くとも晴れていようとも飽きること間違いなし。
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