Ha Tien
当初は、Ha Giang に行きたいと思っていたのだが、ベトナムでもほんの少しコロナウィールスの罹患者がでて、田舎に行きにくくなった。それなら11月に行こうと思っていたカンボジア故郷のHa Tienに行くことにする。
   




Ha NoiからCan Thoへ飛行機で、Long Xuyenまでタクシーで1時間半の移動。夕食はバーベキュー食べ放題1500円ほど、明日から海産物が続くと見越してのことだ。肉はそこそこ(ベトナム)だったが締めの鍋の汁が美味しくラーメンが一番おいしいかった。


Long XuyenからHa Tienまでの交通手段を調べた結果タクシーをチャーター(130qで8000円ほど)広大なメコンデルタの水路とそこにかかる橋が興味深い。船が通るため急こう配だし、手すりが低いので恐ろしそうだ。


メコンデルタにぽっかり浮かぶような山。Googel earthで見つけたのだが、もっと低い丘みたいなものかと思っていたが、立派な山だ。


Ho da doi Ta Pa (タパ ロックヒル湖)入ってくる水が無いので丘の上にできた水たまりと言えばよいのでしょうか?ベトナムでは珍しい透明な水だ。
 



飲料水を買って、運転手の勧める人骨がたくさん祭ってあるBa Chuc Cryptに。調べると国境紛争でカンボジアのクメール・ルージュによってバチュク村で3157人が虐殺された。その一部の遺骨が頭蓋骨の山と祭られている。
 


この川ではなく向こうに見える並木あたりがカンボジアとの国境。
 



Ha Tienに到着し近くのレストランで昼食。対岸は、Phu Quoc行きの桟橋だ。速そうな双胴艇。
   



ホテルでレンタルバイクを紹介してもらい散策へ。2日で250,000vnd(1200円程度 紹介者へのお礼は50,000vndのようだ)海岸線に沿ってカンボジア国境方面へ。



岬をぐるっと回ってBai tam Mui Nai(ムイナイビーチ)へ。区域に入るのに入場料が必要だが、そこそこ賑わっていました。

3か国語で表記の看板

国道に戻りカンボジアへ

寺院?もカンボジア語

国境にやってきました。しかし国境200m手前に迂回路があります。google earthでみると国境施設の向こう側に出るようです。当然国境警備隊は、毎日迂回路を見て通勤しいるでしょう。農耕している地元民にとって牛が向こうに行けば連れ戻しに行かなくてはいけないし毎回わざわざ国境ゲートを通るの?警備隊にしてもどうなのか?というところでしょう。日本人にはなじみのない国境ですが、現実には争いごとがない限りやんわりしたものなのでしょうね。


NuiDa Dungに向かう途中の池。ここも水が澄んでいて美しい。ベトナムで透明な水を見るとなぜか感激してしまう。

残念ながら工事中でした。

カンボジアの山までに国境があるとは思えない。



このあたりの山も石灰岩でできているので形状がおもしろい。



先ほどのあかーさんのバイク、バイク屋さんに停まっていたバイク、カフェに停まっているバイク、どれも年代物のHONDA。
 



夕食は念願の海産料理。googleで調べると5LUAという店が良いようなのだがその店は存在しない、その場所にあるのは5 PH LUAだ。紛らわしいが同じ店のようだ。子持ちの蟹があったので良かったが、ウニはおいしくなかったので残念。期待していたアワビはない。このあたりでは取れないのだろうか。これといった珍しいものはない、値段は高いがHa NoiやSai Gonのような大都市のほうが種類は豊富だ



ホテルの近くで朝食。ご飯に豚の照り焼きと麺みたいな豚の川の千切り?が乗っている。朝からこれ!と思うけどなかなか良いです。今日はKhu du Lich Hon Phu Tuへ向かいます。



Ha Tienからの道は悪かったのだが、Kien Luongに入ると大きなセメント工場があるために税収があるのか道が非常によくなった。素晴らしい景観の石灰岩の山を採掘するのはもったいないが、道が良くなるのは賛成だ。
 




Cafe Anh Thu 喉が乾いたのコーラでも飲もうとタイったら、奥は海につながっていた。



脇道に入るとよい海岸に出るのかもと行ってみたら人の家だったり。

目的地に近づいてきた、果たして串本の橋杭岩みたいなものがあるのか?
道の雰囲気も上上!珍しくビーチが見える道だ。




入域料が必要なの場所(ウィークデーの為か料金書に誰もいなかった)に入るといきなり雨が降り出したので食堂に避難し昼食に焼き飯。
そこから徒歩で少し行くと、・・・・大したことはない景色が広がっていた。それよりそこ遊歩道用の桟橋を設けているのにはガッカリというかうんざりというか。景観が台無しだ。
 



帰り道。南のほうはキリスト教の教会が多いように感じる。
 

チヤウと呼ばれる水牛は本当に水が好き。水があると首まで使っているのをよく見かける
 



工場もカンボジア語の表記があったり、ベトナム風ではない寺院のようなものがあったり。カンボジアの人が多いのでしょうか?
 


HHa Tien近くでは海岸線の道路の整備が行われていたり、こちらにも開発の波が押し寄せている。その一方屋台で、チヤウ(水牛)肉が売られて、証拠なのか首がそのまま飾られているのにはぎょっとする。
   





夕食は、昨夜の店の近くのHoan Ngan Quanへ。 ウナギのようなものがいたから注文してみた。ウナギのようでもあるが脂がのっていない、骨から身が取れにくい。しかし、湯引きで食べたり、かば焼きにできればうまいのではないだろうか。牡蠣をレモン塩で、巨大シャコは卵持ちでした。帰りは、Xe Dap Loiで。前に客席があるものをXich Loといい、Ha Noiでも観光地で走っているが、ここのは牽引するもので相当なスピードが出る。充電電池を使っているのではないかと思う。
 


Ha Tienの朝。40年ほど前に見たことがあるようなバイクが未だ現役できれいに乗られている。
 




往路で立ち寄った近くのNui Cam(Cam 山)の寺院に立ち寄る。麓からは4輪進入禁止で2輪バイクに乗って登ってくるが、あたかもレースのような競争だ。値段も不明瞭で気を付けたほうが良い、他の観光地でも料金は不明瞭で高いが、いまだに騙されたような気がして仕方がない。寺院と言っても古刹などではなく新しいものなので興味はわかない。
   



あまりスピードを出すとジャンプしてしまいそうな急こう配の橋。構造体が華奢なのでそれも恐ろしい。
 

 Long Xuyenのホテルからの眺め

怖そうな橋

まるでレースコースのような川筋
Ha Tienの沖合の島には多少興味が出るが、わざわざそのためにここまで来るのか?と考えるともうここに来ることはないだろう。Can Thoからの恐ろしく広大なメコンデルタの穀倉地域も十分堪能したので、最南端のCa Mauに行こうとも思わなくなった。ベトナム最南部の旅行は今回で十分だ。