Quang Ngai
もともとは、コロナ騒ぎで3月に行けなかったLy Son島に行く予定だったのだが、今回も渡島直前に入島できないことが判明し、Quang Ngaiで過ごすこととなった。何の予定もないのでこれから計画を練って4日間を過ごすこととなる。
 


Quang NamのChu Lai空港からタクシーに乗ってQuan NgaiのSa Ky港へ 約3,000円。運転手が親切にも船のチケット売りに連絡してくれた。3月に入島できなかった Ly Sonももうすぐだ!が、日本人とみるとチケットは売れないと売り手は行ってしまった。??タクシー運転手が、チケット売り場に行くと、どうもコロナの影響で外国人の入島が制限されているようだ。役人に電話で無菌証明があることを連絡するもNO。役人を待ち伏せして無菌証明を見せても相手にされず。運転手には、感謝だがここで諦めることにする。







いつまでもグダグダいていても仕方がないのでHa Noiに戻る前に飛行機の時間の都合で一泊することに決めていた、Cocoland Resortに空き部屋があったので4連泊することにして、山のほうにツーリングに行くことに決めた。リゾートにつくとウィークデーだからかガラガラだった。
   

ホテルは、町から離れた海の近くにあるが残念ながら海水浴ができる環境ではない、しかし施設にはプールもあり立派だ。
 



初日は、暑いので部屋でグダグダし、夕食はホテル系列の川に浮かぶレストランへ。さあ海産物を食べるぞと張り切っていたところ、蟹もない貝もないと残念なことに。やはりウィークデーには用意していないのかも。どこでも食べれるような魚のスープと、イカの一夜干し、エビの塩焼きなどを食べた。

川に不思議な乗り物

レンタルバイク600円/日

Quang Ngaiの市内
ホテルでは、レンタルバイクを用意できないというのでタクシーで市内まで出かけ、Cho Quang Ngai(クアンガイ市場)でレンタルバイクを借りてツーリングにスタート。



中心街から離れると、道路が悪くなってきたと思っていたら郊外ではこの通り素晴らしい道だし、郊外に出るまでが近い。
   



相当快適に気持ちよく走りながら、110CCでも十分楽しめるではないかなどと思ってしまう。



Minh Longで休憩 町のコーヒー店だ。将棋を打ったり、ゲームをしている客は全員男だ。働いていないのだろうか?
かっこよく装飾されているバイク、RECARO,EIBACH,OHLINS, BRIDGESTONE,PIRELLIすごいね。
 



Trang Minh Long 滝に近づいてきた。料金を取られるとすぐに滝の大きさが見える。滝つぼでは、ベトナムの常識!滝つぼで水浴びしてる人がいる。赤い看板には、飲めないと書いてあったがこんな色の水を飲むやつがいるのか?



滝の周りには海の家ならず、高床の休憩所がある。時間貸なのだろうか?


道いっぱいに広げた米、乾燥中なのだろうがこの上を走れという。罪悪感にさいなまれながらもバイクで通過。




DT6265 峠に突入なかなか良い景色だ。ワインディングも気持ちが良い。



峠というより高原に登ったままなのだが、腹が減ってきたので食堂を探すもいつものごとし食堂はない。藁は、乾かしているのかそれとも踏まれて柔らかくなるのを期待しているのか道いっぱいに敷き詰められている。
   


村に入って川を渡る。すごくきれいな水だ、ベトナムでは珍しい


また川を渡る。この川はいつも通りの茶色だ。ベトナムの田舎の橋はこのようにすごく低い橋が多い。構造的に低いほうが作りやすいのか?それにしても増水すればたちまち通過できないだろう。




Son Kyの町?村で食堂を探す。Comと書いてあるがもう少しましなところと探すが結局ここしか開いていなかった。恐ろしく硬い鳥のまぶしごはん。
 



Re川に沿って奥地へ進む。路上で藁を干していたりするけれども、こんな田舎でも路面は良いし道幅が広く走りやすい。

全面についているはずのものが何もない。

集落で稲刈り

空気もよいし道もよい

スポーツバイクで走りたい道だけど、全体的に考えるとベトナムではデュアルパーパスや、アップライドなバイクが良いね。



いよいよ本日の最大の目的Violac峠に入ります。
 



結構な距離を登りKon Tum県境でUターンしQuan Ngaiの看板の先でViolac峠の看板を発見。下りは景色を見ながらゆっくり走る。

素晴らしい峠道です。日本ならバイクが一杯集まってくるでしょうね。



路面も景色もなかなかのものでしょう。ガンガン走ってみたいね。



峠を降りたQuang Ngaiへ、動物と人には注意が必要ですが田舎道もよいです。
 



稲刈り後に水牛の放牧



のんびりしていて、道を間違えたことに気づいた!間違えては5分も来ていないので引き返す途中にガソリンがないのに気づいた。結局ガス欠。近所の人に助けを求めると、ガソリンを買いに行ってくれた。何と親切な、お礼を含めて500円渡すと、それはもらいすぎだと言われた。親切なうえに謙虚だね。



川を渡りしばらく、なんか見たことのある景色だなと思っていたら、後で地図を見たら朝通った道だったのには驚いた。全然違う場所を走っているつもりだったのだ。



主要道を外れホテルに戻ってきました。なかなか楽しいツーリングでした。
 



夕食は市内のレストランへ、ウニは凄く多きけど大味でしたね。



今日は海岸沿いに、Thach Ky Dieu Tauに向かう。川では貝を掘っているのでしょうか?エビの養殖池のようなところを通る。



海岸線を通るが、まあゴミだらけで汚い、白いのは皆ビニール袋。船の向こうに見えるのは新しく建設中の橋。
 



街を走っているとマーケットに突入。丁度ほしかった首の日焼け防止のマフラーみたいなのと、手袋を購入。いままで”それはおかしい絶対にありえない”と思っていたバイクに乗ったまま買い物をするというのを経験してしまった。僕も相当ベトナム人にどうかしてきているんか?仮設の橋を渡り先ほど見えた大きな橋のほうへ向かう。



この橋ができたら非常に便利になるのでしょう。今はこの橋がないために対岸に渡るのに20分もかかってしまう。



歩道でヤシの葉を乾燥させている。なるほどこれを加工して右の写真のように屋根材にしているようだが、加工品として出荷されているとは思いもしなかった。



My Khe ビーチ 白い砂なのだが、ゴミが多くていただけない。ベトナムの観光地の一番の問題はゴミのポイ捨てでしょうね。


Sa Ky港の対岸 Thach Ky Dieu Tauにやってきた。岬の向こうにうっすら見えるのがLy Son島だ。


景色が良いところにゴミをして台無しにするのはなぜなのか?それはすこし昔の日本を研究すればよい。江戸時代の日本の道にゴミはなかったが、経済的発展による大量消費時代にはゴミだらけだった。日本はその後道にゴミを捨てない国に戻れたのだが、ヨーロッパのいくつかの国のようにいつまでたってもゴミの有る道の国もある。一時の大量諸費時代後にどのように変われるのかは、その国の民度によるところが大きいのだろう。ベトナムもゴミを道に捨てない国になってほしい。



市内にバイクを返しがてら、おいしそうな海産料理の店を探す。まずは、Quan Oc Sonに行ってみたが、あまりにローカル過ぎてCua(蟹)がなさそうだ。次に評価の高いHai San Caribeを探すが、店がない。どうもコロナでやっていないようだ。 疲れたので店探しを諦めてもどる途中 Nha Hang Hai San Quang Nagiという店を見つけた。ここは良さそうだ。
ところが一旦ホテルに戻って休憩すると、疲れて市内に戻る気がなくなった。タクシーの窓からみた、an Vatと書いてあった店に行くと、おやつ(酒のつまみ)の店ではないか。 タクシーの運転手からは、この地方の美味しい食べ物だと聞いていたのだが、僕の発音が悪いのか”ガンボット”という食べ物と勘違いしていたらしい。20分近くも歩いたのだが戻らなくてはならない、帰り路に海産料理店に立ち寄るも2件とも食べ物にありつけず結局ホテルで食べることとなったが、ホテルで注文した魚も、冷凍でおいしくなかった。ガックシ
 


グダグダして昼飯もホテル系列の水上レストランへ、My Xaoを注文。うまいけど量が半端ないぞ。





夕方まで何もせず、タクシーの案内で海産料理の店へ。大当たりでした。






何とハノイに戻る前に隣のQuang Namでコロナ患者の発生。医療申請を提出してQuang Namの空港へ。何も問題なかったが、ハノイの空港はガラガラでした。
こうなればLy Sonには何としてでも行きたいが、Quang Ngai観光にはもう行かなくてもよいかな。