伊豆
クリスマスの今年最後のツーリングは、温泉と食材を求めて伊豆へ。小さそうでなかなか走りごたえのある伊豆半島、東伊豆は混雑が予測されるので避けて伊豆スカイラインから南伊豆を走り雲見のキャンプ場を目指す。食材は、下田でアワビと伊勢海老を調達する予定だ。からすみと和牛のステーキを抱え食材チャンピオン間違いなしだ。
   

久しぶりに走る西湘バイパス、カッコよい道だ。
走っている分には海の上を走っているようで素晴らしいのだが、今頃こんなものを作ろうとしたら環境破壊だと大騒ぎになること間違いなしだ。よくこんな無茶なものを作ったものだと思う。




当然のごとくターンパイクに入る。箱根新道はつまらなかったことは覚えている、旧東海道と東海道は走った覚えはないが芦ノ湖に登にはやはり交通量の少なく走りよいターンパイクになるのだろう。気持ち良く走って大観山へ。富士がきれいに見えていた。



大観山から再びターンパイク箱根伊豆連絡腺に入り(110円と微妙な料金を取られるのだが、料金所の人件費にもならないだろうと思うのだが)一般道を通って伊豆スカイラインへ。有料道路が点在するこの辺りETCも使えないのでバイクにとっては非常に面倒くさい。



相模湾と駿河湾を見ることができる伊豆半島の尾根をずっと走っているように思う伊豆スカイラインだが海が見えているのは最初の10kmほどあっという間に海は見えなくなるので要注意だ。
   


玄岳駐車場からは、相模湾と富士山が見える絶景だ。

伊豆スカイラインと箱根 スカイラインはこの辺りが最高に気持ち良い。




冷川インターから修善寺に出て天城峠へ。食事と思って立ち寄った道の駅天城越えはずいぶん残念なところだったのでおにぎりを食べて旧天城トンネルへ。悪路だったと思ったのだが、ダートだったとは。旧天城トンネル、川端康成の伊豆の踊子で有名になった天城峠、その後天城〜越えの歌でも有名になったが景色は全くだ。まあそれを知っていてきたのだが。



河津のループいきなり飛び込むようなループは2周ぐらいしているのだろうか?
下田の道の駅でアワビを探したが季節外れで無いとのこと、サザエを4つ960円で買って駅前の臼竹下田店へ。アワビ1180円/100g期待より高いが仕方がない、300g活け伊勢海老は高いので冷凍の伊勢海老を求めると本店にしかないということ。アワビもそっちで買えばと言われ本店に行くことにした。
   


国道を離れ石廊崎方面へ、臼竹本店で150g程度のアワビ2個購入 キャンプで食べるのでやすい伊勢海老が欲しいと言ったら足や角が折れているのでと冷凍の伊勢海老を2尾で1000円以下とお得に譲ってもらった。臼竹商店はグラム売りなので安心して買い物ができる。


走り出したらすぐに石廊崎だった。伊豆半島最南端だ。

崖にへばりつくような神社

石廊崎の先端



雲井露天風呂 看板には9月までとなっているのだが、想像通り今年も湯が入っていた。掃除をしていないので湯船には黒い藻がくっついているが、この絶景入らないわけにはいかない。温泉から出た後外国人がやってきたが果たして入ったのだろうか?
 



今日も食材チャンピオンだろう。
先日千葉で買ったからすみをあてに、仲間が持ってきたイブスキーという焼酎でスタート。下田の道の駅で買ったサザエはつぼ焼きと刺身に。







 

伊勢海老は炭焼きにしてエビ味噌で食べるのは絶品だ。なかなかのサイズのアワビは刺身、厚めに切ったほうが味が出る、そして家から持ってきたおいしい卵と蔵王源流米で卵ご飯
とどめはステーキ、仔牛証明書付きの熟成肉、食べる順番も重要だ。
ステーキから出た油が勿体ないので残っていたご飯と筍の漬物にトリュフ塩で焼き飯にしたら素晴らしい味になった。大満足の夕食だった。




雲見オートキャンプ場 バイク2,160円と高く感じるが伊豆半島で風呂温泉付きでこの値段なら安いほうかもしれない。サイトの床は水はけのよい赤い砂利になっている。最近のキャンプ人気か幾組かのキャンパーとコテージ利用者がいた。



雲見から西伊豆の海岸線を土肥まで走る。
   



土肥で海岸線を離れ西伊豆バイパスに入る。しばらく走ると伊豆半島の尾根に広がる森林限界に出る。





海に飛び込むようなコーナーを抜け戸田峠から戸田方面に峠を下り県道127号に入る。


県道127号は景色こそ広がらないが走りやすい道だった。相模湾に抜けたが富士は半分雲の中だった。海沿いに沼津に向かうと混むので伊豆中央道、新東名経由で御殿場へ。
伊豆は冬に限る。本当は夏が良いのだろうけど暑いだろうし混むこと間違いない。冬でも雪の心配も少ないし混雑もまし、空気が澄んでいるので駿河湾沖の富士も見えやすい。いつも同じような道となるが、冬のツーリングにはもってこいの伊豆半島だ。