第12回平湯キャンプ会 冠山峠
年一回の楽しみにしている平湯キャンプ会に参加。初めて平湯でナンパされてから今年で12回目だ。行く経路といえば、せせらぎ街道か、福井経由九頭竜となってしまうので今年はR417の分断部分、冠山峠を越えることにする。調べると関西ではなかなか無いようなすばらしい峠のようだ。木の本から徳山ダムを通って峠へ、R417の工事中のトンネルが開通すれば登山以外に用はなくなる道だ。
   



北陸道木の本インターからR303に入る。路面も良し、コーナーも良し、交通量はそこそこだが、ツーリングにもってこいの道だけにこんなに田舎なのに2輪は多い。
奥揖斐湖の横山ダムからR417に入る。ダム横の古い道だけにタイトコーナーが多い。道はあちらこちらで改良され冠山トンネルが開通すれば岐阜と福井を結ぶ主要道路になるのだろう。
奥いび湖の水面が下がり美しい蛍光グリーンの帯が出来ていた。










多目的ダムとしては日本一の貯水量を誇る徳山ダムからは、新しい道となる。しばらく走って気づいたが、橋とトンネルの連続、そのためタイトなカーブは全く無し、金がかかっているのだろうなと想像できる。、冠山峠トンネルと同様猛禽類の生息地保護のためなのでしょうか。



最後の塚城椿隧道を抜けたところでR417は終了。トンネル工事中の横をすり抜け林道塚線及び林道冠山線へ。いきなり狭い道へ、この先どうなっているのか緊張の一瞬だ。



山から水が流れ出る狭い林道を駆け上がっていくとはるか向こうに峠の鞍部がみえた。あんなところまで行くんだ。
   


振り返ると断崖を走る林道とはるか向こうに徳山湖が見下ろせた。



峠らしい道だった。オフ車ならもっと楽しめたでしょうが、ロードでも充分走破可能な道だった。といってもまだ頂上付近。

並行して走るR157は、”落ちたら死ぬ”の看板で有名だが、こちらは”落ちたら見つからない”だろうな。
峠部分には何台か車が止まっていた。登山者が上がってくる朝早い時間は注意が必要かも。
福井側の道路には路側帯の白線、なぜか近代的な感じがする。



   



福井側も強烈な断崖絶壁、こちらのほうが険しいかもしれない。
 



林道を下ってきて見上げるとあんなところに道が。恐るべし林道冠山線。



岐阜側のトンネルから福井側トンネルまで1時間弱、このトンネルが開通すれば直線距離7.6kmなので多分10分ぐらいで通過するのだろうな?トンネルばかりだけど岐阜・福井の良いツーリングコースになりそうだ。



福井側のR417は快走路だ、道路中央の白線がほっとする。
しばらく快走しR476へ、この先大型車通行不能区間となるのだがこちらも快走路。

快走路から

少し狭くなり

最後はこんなことになる



トンネルを2つ抜けると越前大野の町並みが見下ろせる。狭い部分もあるがその部分は短いのでバイクならこの道も有りだ。


福井といえばソースカツ丼なのだが、どうも伊那谷の方のイメージが強くて他に美味しいものはないのかと検索していると醤油カツ丼???陸前大野の経路近くで比較的評判の田嶋屋に行って見た。タルタルソースを掛けて食べる醤油カツ丼。ほんのり醤油の香の豚カツ、タルタルソースを掛ける。どうなんでしょう?インパクトが足りない?隣の人が食べていたデミグラスカツどんのほうがうまそうだったのは、”隣の芝が青く見える”なのか?非常に気になった。どちらにしてもカツがぱさぱさなのは残念。
   



大野を過ぎると油坂大野道路建設中の看板が見えた。あの高規格な油坂峠道路がここまで延伸するのか?〈br〉九頭竜ダムのところからr127で高鷲に抜けるつもりだったのだが、時間の加減で油坂道路を通って白鳥へ。
後に調べると油坂道路は中部縦貫道路の一部で松本から福井までをつなぐ道路らしい。安房峠トンネル・高山清見道路・東海北陸道・油坂峠道路・永平寺大野道路がつながるらしい。油坂峠道路が立派な訳が理解できた。でもつながると有料になるってことかも。



東海北陸道飛騨清見JCから高山へ、込み合う市内を避け”さとう”で買い物をして平湯へ。R158トンネルを抜けヘアピンが見えたらゴールだ。





到着したらすでに宴会の前哨が始まってました。荷物を下ろす前に乾杯、再開を祝う。
 








   


今回集まったバイクたち、今回も北九州からモトグッチ ルマンV、北海道からKLEと多様なバイクの集合だ。7年ぶりに参加の懐かしい顔。残念なことに途中で故障して引き返した北九州発の仲間。それぞればらばらに厚真つる年1回のキャンプ会。
   

のどぐろ

あさりの酒蒸し

しし唐の肉巻き

串焼き各種


鳥?と飛騨牛

巨大タープデカゴンで宴会は続く

北海道の日本酒

サザエのつぼ焼き

サクランボ

カマンベールチーズの丸焼き

富士宮焼きそば





2日目は予想通りの雨。朝から温泉に入ったり、近くの鍾乳洞へ見学へ行ったり、昼寝をしたりまったりと過ごす。雨でもデカゴンのおかげで快適だ。


キャンプ会といっても今年はコテージを2棟用意。以前大雨の中浸水するテントが続出しそれ以降緊急のためのコテージを借りる、テントも持っていくのだが、コテージが良ければコテージにも泊まれる。
   




1泊で帰る人も、今日来る人も自由。食料の買い出しに15分先のスーパーへはしると路面がドライに、いつも通りやはり平湯周辺だけの雨だったのか?後に東京から来た人は全く雨はなく快晴に近かったそうだ、恐るべし平湯。買出しをして戻ると酒が並んでた。




だらだらとしているうちに前哨戦に突入。







人が集まり本格的宴会へ、夜半にはホンダシャドウーファントムのミーティングをしていた人たちが参入、どえらい宴会体制に。



宴の後。しこしこと片付け、お世話になったデカゴンは乾燥させるため駐車場へ移動し残り物で朝食を。変ですね、コーヒーに餃子・巻きずし・カレー・バゲット・明豊ハム。朝食後はデカゴンの撤収、この大きさすごいですね入り口から乗用車が入れそうです。

記念撮影中のシャドウファントム軍団、こちらに気づく。

途中までこの3台で走ったそうな。
 




晴天の中、もう一度温泉は入り帰路に就く。



帰りは、清見からせせらぎ街道で郡上へ、気持ちの良いツーリングコース。


下界に降りるほど気温が上がり帰り着くころにはぐったりでした。
登山者がいなければトンネル開通で廃道になりそうな冠山峠道路。道がよくなれば便利で楽しいのだが、感激するようなひどい峠道や狭隘な部分・断崖絶壁をびくびくしながら走る道路が減るのもまた寂しい。両方の道路を維持するのは贅沢な話で無理なのだろう。
第12回平湯キャンプ会も楽しく終了。12年前と比べたら食べる量が減ったり、酒の量が減ったりしているが毎年1度会うというのがすごく楽しみなキャンプ会だ。
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