伊那谷から有峰
年に2回ほどの富山の有峰で集合するツーリングのついでに長野の大鹿村に立ち寄ることにした。日曜出勤の代休が取れたので金曜日に出発して大鹿村あたりでキャンプしようと、調べていると聞き覚えのある陣馬形山キャンプ場を発見、すばらしい眺めのよいところがこんなところだったんだと目的に定めた。
 
伊那近くまで行くならソースカツどんも捨てがたいのだが、ネットを検索しているとごぼとん丼がヒット、松川町の伊那大島駅の近くの美福久だ。ごぼうと豚を軟らかくなるまで煮た丼、850円だった。豚の角煮が好きならおすすめだ。
ごぼとん丼の後は食料を調達して、大鹿村の夕立神パノラマ公園へ。残念ながら赤石岳は雲の中だったがこの豪快な景色は何度見ても感激する。毎回ここでキャンプしても良いかもと思ってしまう。

 


陣馬形やまから南アルプス方面
大鹿村から剣道59号を少し戻り小渋湖のところから折草峠を通って陣馬形山へ、狭いが気持ちの良い道だ。通り道の四徳温泉に入ろうとしたが金曜日のためか?休業。あきらめて陣馬形山へ。

陣馬形山より中央アルプスと伊那谷が見える景色は素晴らしい
キャンプ場で知り合った『風雲蒼海』の蒼海さんに教えていただいたが最近は、土日ともなると異様な込み具合で静かに楽しむところではないらしい。
土曜日は朝から場所取りに来る人がいたりしてびっくり。のんびり撤収して有峰へ。
伊那谷に来ているのだからやはり押さえておきたいのはソースカツどん、有名な青の塔も良いのだが混雑して入れないので、いつもの山の神へ行くにもオープンが12時とあって松川インター近くの清流荘の温泉へ。その後天竜川左岸の県道18号で伊那へ向かうが、18号線非常に狭いところもあるが面白い道だった。12時前に山の神へ、いまいち清潔感はないのだがカツが大きいのとソースがとってもおいしい。

権兵衛トンネルを通って木曽へ抜け県道26号で奈川に出る。この道もツーリングにはもってこいの道だ。梓湖の奈川ダムで国道158号へ合流。上高地方面に向かい安房トンネルで平湯へ、平湯からは国道471号で栃尾を通って上宝へ。途中東京から来た先輩と出会い少し休憩、早く有峰に行きたいので先に出発。上宝から双六渓谷に沿って大山高山林道へ。富山の県境飛越トンネルまで続くこの道が素晴らしい。全車線2車線で信号もなく対向車もほとんどいない中速コーナー主体の走りやすい約30kmの道だ。
飛越トンエルを抜けるといよいよ富山だ。
有峰林道の東谷連絡所で300円払い林道へ。今年は熊に出会えるかな?と思いつつ何時でも写真が取れるようにする。しかしカメラの電池の容量が気になってきた。何回か熊に出会った手前で、カメラの電池を替えようと停まった時、視線の先に熊が居たような・・・
もし熊なら、藪に入らないうちに近づきたいと焦るので、電池交換がうまくいかない、何かがぽろっと落ちたような気がしたがやっと電池交換できたのですぐにスタート。
するとバイクの音に驚いたのか熊は道を横切り出した。走りながらカメラを構えシャッターを押すが、初期画面が出て取れない・・・・何回かのシャッターでやっと取れたのがこの一枚だ。


何回も熊には出会ったなか初めて写真がとれうれしいのだが、ぽろっと落ちたカメラのSDカードには昨日の写真が(泣)
 




熊の写真が取れて気分は上場、SDカードをなくしていることも知らずに有峰の奥に向かう。(この後はカメラの内臓メモリき記録されていた)
 



美しい森 ここまで自然に帰った森はなかなか少ないのではないだろうか。たぶん車で走れる日本有数の森だろう。



有峰湖が見えてくるとすぐに有峰ダムに出る。堰堤からは立山方面の断崖絶壁を走る林道小見線が見える。以前は離合不可能な狭い部分が多かったが今では殆んど全線2車線のすばらしい道となっている。でもそれは秘境感が減ったこともあり少し寂しいところでもある。



堰堤を越え少し断崖絶壁を走って湖を見下ろせる展望台へ。見える限りの範囲に人は住んでいない。




有峰ハウスに到着、ビールを飲みながら他のメンバーを待つ。夕食後はいつもの通り持ち寄った酒とつまみで宴会に突入。





梅雨の晴れ間か今日も天気は上々。一応現地で解散ということでお別れ。



分かれても立山に抜けるか、岐阜に戻るしかないこの場所。結局みんな一緒に岐阜方面へ。  東谷連絡所を過ぎると大げさだが現実に戻った気がする。



東京方面に向かう者とは国道手前で別れ、さわやか街道、県道76号へ。最初に現れるのは上宝の大ヘアピン気持ちよく走り、最後の大坂峠からは急勾配、急ヘアピンを通って国府へ。
   


驚くことに友達のナビ通りに行くと国府から山の中へ入ってゆく???狭い道で寿見峠を通る道で高山インターに抜ける。確かに遠回りではなさそうだがびっくり。スマホのナビは他の道を示していた。
ためしにつけていたスマホのナビ、これで本格的に利用する事に決心した。



高山インターから清見、そこからせせらぎ街道で郡上八幡へ。関西から高山方面へはこのせせらぎ街道は鉄板だ。気持ちよく走っていたが道の駅パスカル清見でとうとう雨に降られる。ここからは、合羽を来てひたすら走ることとなる。梅雨の合間ここまで天気が持ったのはよかったのだろう。
やはり中部地方へのツーリングは道もよいし景色もよいのでお勧めだ。カメラのSDカードを紛失して1日目と2日目の半日分のデータが無いのが悔しい。何事もあわててはいけませんな。
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