有峰
春に行った有峰、もう一度行きたいというリクエストがあり有峰に集合することに。そこまで行くのなら塩沢温泉にも立ち寄りたいし、前回の大白川露天風呂で気になってきた白山の西側を通り福井に抜けるルートで帰ることにする。
   

菩提寺でN君と待ち合わせし中津川からR19へ

だらだらと法廷速度で木曽福島へ

思ったより交通量が多い



寝覚ノ床の前にあるロッキーでカレーを食べいよいよ木曽福島からR361で開田高原へ。この道がまた素晴らしく気持ちがよい。しかしすでに1時半、本当は温泉を出ている時間だ。



御嶽山の周りを走るR361開田周辺の高原は実に気持ちの良い場所だが一機に長峰峠へ。実は眺めの良いところが長峰峠だと勘違いしていた。
 



眺めの良くない長峰峠をスルーしそのまま高根乗鞍湖へ



どこの秘境だ?とんでもない場所に来てしまったのではと思ってしまう高根第1ダム周辺を抜けいよいよ塩沢温泉に近づく。



国道からそれ脇道から脇道へ。工事中のチェーンの中を覗きに入ると、ちょうど工事もお休みで温泉は湯が張られたままひっそりとありました。




工事中のため誰も来ていないのか湯船には落ち葉や温泉の成分がびっしり浮いて今いたが温度はまずまずの様子。表面のごみを掃除して入浴。と、底が冷たい! それはその通りだ、温泉は上からちょろちょろと入ってきているが、その分オーバーフローしているので誰も入らないうちにそこが冷たくなっていたのだ。それでも温まりはしないが寒くもなく出るに出られないような温度で温泉を楽しむ。

人に見せたら川の横の水たまりだって。僕には温泉にしか見えない(笑)


紅葉も抜群の塩沢温泉元湯、正式名称は塩沢温泉元湯山荘跡露天風呂ということになるのでしょうか?最初に来たのはもう10年以上前、その時は場所がわからずに結構探したような。

温泉を出てきて3時半

ナビに道を入力し

国道に出たらすこし夕方っぽい

まずは、高山へ、希望より2時間遅れだ。

大坂峠を越え上宝が見えたところで夕暮れ

第ヘアピンを僕なりのフルバンクで駆け抜け
   

双六渓谷から高山大山林道へ

夕闇が近づく、暗くなる前に着きたい

自分なりのフルスロットルですな

急いでいるがこの景色ぐらいは見ておきたい。
紅葉も終盤か熊笹の緑と黄赤が美しいところなのだが、だいぶ茶色っぽくなってきている。
富山への入り口飛越トンネルを抜けると暗くなってしまった。林道へ入るとライトを頼りに走る状況。夜の有峰は恐ろしい、なにせ街灯が全く無いのだから。

6時に到着。すっかり真っ暗だ、名古屋からのみんなと合流し食事の後、星を見に外へ。すこし暗いところまで歩き目が慣れてくると秋の天の川がくっきり、満天の星だ。人がすまない山の中だけあり空気が澄んでいる。残念なことに写真に出来るかどうかは別物だ。

朝起きて散歩、冠雪した薬師岳が見える。

空室しか記憶にない満室の看板。

湖面に向かって降りる。
 




水位が下がった湖畔から昔の?石垣が見えていた。100年ほど前からダム開発のために人が住まなくなった有峰は動植物が豊富で、一般車両が入れる大自然としてはとても珍しい場所だと思う。



今年の紅葉は少し早いのかダム周辺ではそろそろ終わりかけでした。



3人そろって注視しているのは、雲でしょうか。いつ来てもこのような細長い雲が現れます。
 



朝陽が来て美しくなってきた。



朝食後解散、平湯に抜けて東京へ帰るもの、日本一の称名の滝を見に行くものと別れて出発。




林道の間は景色が素晴らしのでゆっくりと、10年前に比べずいぶん良くなってきた道を進む。
   




新ニンニクトンネルの横に停め、懐かしいニンニクトンネルを見に旧道へ。雪洞の向こうにトンネルはあったが草が生えてかろうじて扁額が見える。狭く曲がりくねったトンネルは大型車の対向ができずトンネルの手前に運転手が手動で反対側に進入を知らせる信号があったのを思い出す。





未だ改良の続く有峰林道、10年前には狭い部分が多いもののほとんど舗装されていたが、富山の友達に有峰に行ったと言うとあんな未舗装の大変な道という印象を持っていたぐらいだから急速に改良が進んだのだろう。人里離れたところだが、立山カルデラ砂防工事の重要道路ということで場違いだと思うほどの改良が急ピッチで行われたのだろう。小見線の全線2車線はもうすぐだ。
 



立山まで降りたところ、東には立山大橋と砂防ダム 鉄橋に電車が来るのを諦めかけたときやってきました、元京阪の特急車両。



立山ICから北陸道、自動車博物館に行くというN君とは高速上で別れて白山ICからR157へ。手取川第3ダムに立ち寄ったりしながら進むが交通量が多い、白川郷白山ホワイトロードへ行く車なのだろうか?



期待していた山間の道でもないのでつまらない、寄り道パーキング 「手取峡谷(黄門橋)」とあったので立ち寄ると、なかなか素晴らしい渓谷だった。こんな渓谷が7kmも続くそうだ。


次の橋から見た景観、宮崎の高千穂峡でもないが船で下ってみたい景色だ。
   



ホワイトロード方面と別れて車もすっきり減るかと思いきやそんなでもない。ロックフィルの手取川ダムを過ぎても4輪の流れで走る。
 



R157の石川側はずっと追い越し禁止、手取湖の横もトンネルの連続で抜けてしまうので楽しくもない。冬季を考えればこれが正解かもしれないが。福井に入りこれから楽しいかと思いきやあっという間に勝山だ。R157勝山〜白山間はツーリングに不向きなバイパスだった。
有峰を楽しむならよほど早い時間に出ない限り寄り道は禁物だ。暗くなってからの林道は本当に恐ろしい。今回のR157はいただけなかったが、帰りに北陸経由で石川・福井あたりを探索して帰るのはなかなかいいコースだと思う。
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