高野龍神スカイライン
以前テレビで見た、モクズガニの炊き込みご飯。それが食べたくて後輩にとってきてくれとお願いしていたのが実現した。場所は日高川町、となれば高野龍神を走って行くしかないだろう。すばらしいツーリングコースと美味しいご飯目指して出発。
   



橋本ICで京奈和道を降り、R371号へ入るも入り口を間違えたのもあるが合流してもすぐにこの有様。道理でナビで何回検索しても371号を走ろうとしないのがわかった。



川遊びに来るための道だ。R370号やR480号があるのだからワザワザこれを国道にする必要があったのだろうか?もしかして国交省に酷道マニアが居てこれを国道にしたのではないか?などと思ってしまう。西東京の国道過疎地域と比べる国道が多すぎる、人口一人当たりに換算してみたいものだ。



狭い川沿いの道が一機に高度を上げてトンネルをくぐると高野山だ。


巡礼するつもりはないのだが、様子を見るためにくるっと周ってみる。『紀伊山地の霊場と参詣道』の世界遺産群の一部だ。観光客が多いので参拝はまたにしていよいよ高野龍神スカイラインに入る。
   

20年ぐらい前に4輪で来た事はあるが2輪では初めての高野龍神スカイライン、よく雑誌に乗るだけあり、路面状況も道路幅もすばらしい道だ。のんびり走ったがこれは楽しい道だ。入り口の高野山までが入りにくいのがネックか。

パトカーとすれ違ったのには驚いたが、職務なのかツーリング?なのか。後で聞くとこのスカイラインでもスピード取締りをやっていると言うから再び驚いた。

   



快適な道なのだが展望は開けない。折角和歌山と奈良の県境1000m級の山々の尾根を走るのだからもう少し展望が欲しいところだ。

護摩壇山の駐車場からは遠く大台ケ原が見える。

護摩さんタワーからは尾根をはずれ下りとなる。


やはり下りは走りにくいので、ツーリングとしては、龍神側からスカイラインを駆け上って高野山に向いて走るほうが気持ちが良いかもしれない。
   



下ってくると川沿いの快適な道。だがやはり景色に変化がないので飽きてくる。




龍神温泉に到着。日本3大美人の湯だとか。大好きな秘湯感はないが源泉掛け流しのぬるっとした湯でした。温泉街には由緒ありそうな宿が建っている。




温泉のあとは日高川に沿って御坊を目指す。よくある田舎のように吊橋が多いのは設置にかかる費用が安いからだろうか。
 




椿山ダムをすこし下ったところで、R424号と別れ県道を日高川に沿って進むがこの道も走りやすい道だ。
しばらく走って目的地、後輩のログハウスに到着。
 





食材は以前から食べたいとお願いしていたモクズガニ。はじめて見たが、川蟹でもこれほど大きなものが居るんだと感心した。京都から取り寄せたハヤシのホルモン・あゆ・サザエ・秋刀魚。モクズガニは、茹でたのと炊き込みご飯で食べたが美味しかった。大満足だった。
   

翌日は予想通りの雨、朝から合羽を着て出発だ。
昨日からガソリン警告ランプが付き出したのでまずは給油、しかし田舎はスタンドも日曜日は休みだ。結局、御坊市内まで走って給油。その後ゆっくり帰っても10時過ぎに帰着。昨日6時間もかかった工程がたったの2時間、ワザワザ遠回りして走るツーリング、それだけ楽しい道が多ければいいのですが。これからもよい道を探して走ります。
高野龍神スカイラインは、関西でも屈指のツーリングコースだ。難儀なのはスタートに行き着くまでの工程かもしれないが、朝早く御坊まで高速でいけば日帰りも充分なツーリングコースだと思う。
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