北海道 2015 道南 えびの尻尾の部分
松前から北海道の最南端を通り恵山岬を周る。気になるのは日浦トンネル、旅の後半のハイライトとなるか。
     



キャンプ場の異様にせみの抜け殻の多い木を跡に出発したのは10時前。スタートが遅すぎだ。



昨日までとは違い、開放感がある広い景色。



気になる景色がありスタンドを出し停めたところ倒れてきて持ちこたえられずにこの有様、タイヤが空を向いている。スタンドの出が悪かった?としか考えられない、可動部分に油を塗っておこう。荷物を降ろしても起こせない、参ったなと思っていると”くろねこヤマト”が停まってくれて起こすのを手伝ってくれた。一人で起こせないとなるともうそろそろGSは無理なのかなあと寂しくなった。

これがバイクを倒してまで見たかった景色なのか?

日方泊岬



のんびりした景色をのんびり南下、特筆するような景色はない。


これといった景色がないまま松前へ。北前船の港であった松前、ここにさまざまな物資が横もちの小船で荷揚げされていたらしい。



松前であわびとつぶ貝を売っていたのだが、まだ早いと判断そのまま最南端へ向かう。これが大きな失敗となるとは。




最南端の白神岬 北海道に渡るまで意識していなかったのだが、昨日の尾花岬が最西端と気づいて気になりだした最南端だ。

最南端を回ったところからしばらくはトンネルが連続する。派手さはないが、襟裳の黄金道路を髣髴させる道だ。
松前を越えると食堂がない、松前の道の駅で昼をとって置けばよかったと後悔。






青函トンネルの吉岡海底駅(廃止)の吉岡を過ぎ福島へ、時間があれば道道532号の先端までいきたかったが出発が遅かったので断念する。写真だけでも撮ろうと海水浴場へ、先に見えるのが今話題の青の洞窟がある矢越岬でしょうか。

   


ここから国道は内陸に入り知内へ、そこからもだらだらと走り函館山が見え出したところで高速へ。

すっかり昼も回っているので函館山もパス、市内を迂回してやっとのことで昼飯。このラーメンうまいです。
五稜郭をかすめ路面電車の道で恵山方面278号へ




 





国道278号からは、廃線後でしょうかアーチ橋が見えたり、廃トンネルらしいものがあったり。

目標はサンタロトンネルだ。

先ほど日浦トンネルを通過したので次の岬かもしれない。

トンネルの横に道があるぞ

サンタロトンネルだ。あわてて横道に入る。

すぐに古いトンネル おー!!!これだ!!





どこかでバイクを降りて歩くことにして、とりあえずしばらく走る。歩いて最初のトンネルまで戻ると先ほどはトンエルに目を取られてみていなかった景色、向こうに日浦岬と灯台が見える。あの辺りには廃道となった同じような道があるのだ。



日浦第1トンネル 落石よけの鉄板と先に続くトンネルがいい味だ。  右は第2トンネルからの眺め。
 


日浦第2トンネル  



日浦第3トンネル

向こうに第2トンネルが見える。



日浦第4トンネル ここからは第5・第6・第7トンネルがのぞき見れる。 岩をくり貫いたすばらしい隧道、なぜかトンネルとは呼びたくない?
 

日浦第5トンネル
日浦第6トンネル
日浦第7トンネル







直線に並ぶ第5・第6・第7トンネル。こんなところにバスがやってきた、そういえば軽トラも走っていたのでこの道は生活道路として利用されているのだろう。まあそのおかげでこんなすばらしい道が未だに廃道とならずに走れるのだからありがたいことだ。

狂おしい眺め。すばらしすぎる。少しでも海が荒れたら危険でしょう。



そのまま進むと岬を回って住宅内に入ったが、新道がバス路線では生活に不便なのでしょう。
 



恵山が見えてきたが、出発の遅れもあり諦めることにするが、もう一度これることがあるだろうか?悩むが山頂部は雲の中で登ってもダメだろう。恵山は諦め国道をそのまま進む。
恵山の道の駅でも食材の調達が出来なかったのですこし焦るが、このときはまだ半島の向こう側にいけば何とかなるだろうと考えていた。







半島を過ぎ再び海沿いに出たが商店など全くないその上、川汲から大船まで一機に新道で走ってしまって食料品の調達無しにキャンプ予定地だ。そのまま食料を求めて走り続ける。
 





途中漁港はあるのだがこの辺りは昆布漁が中心なのか魚を打っている雰囲気がない、そもそも食料品店がないのだから仕方がない。。全く食料の調達が出来ないまま鹿部へ。やっと見つけたスーパーでは新鮮な魚介がないので、今日の食料は豚肉と決定した。ガックシ 松前のあわびがぁぁ(泣)。
ここまでくれば大沼の東大沼キャンプ場のほうが近いので今日の宿営地を変更する。え!ダート?しばらく走りキャンプ場へ。
設営後はまたダートで温泉へ

日曜日なのにそこそこのキャンパーがいました。隣のソロキャンパーに聞くと昨日はテントの出口がないぐらい超混みあっていたらしい。たぶんこんなに静かな様子じゃなかったのでしょう。
サイト使用料は無料、駐車場より離れているが無料の台車がある。ゴミは向かいの売店で捨ててくれるらしい、共存共栄といったところでしょうか。
留の湯も露天はないが掛け流しの気持ちのよい湯でした。

朝の景色
 



最終日の撤収、幸運なことにテントも露にも雨に濡れず撤収できた。洞爺湖をすこし見て目指すは新千歳だ。走り出してしばらく霧雨が降ってきた、合羽は必要?と思うがこのまま降られなかったらあまりにも都合よすぎるのではと思い今回初めて合羽装着。



森から高速で長万部へ、国道37号静狩峠を通って再び豊浦から高速。虻田洞爺湖ICで残念ながら曇り空の洞爺湖へ。はじめてみたら異様な色にびっくりする昭和新山を通って伊達ICから千歳のBHSへGSを戻して今年の北海道は終了。
北海道の南部は、観光旅行では函館の夜景は良いでしょう、恵山にも行ってません、がツーリングとしてそれほど見るところが無いのかも知れない。ただ日浦トンネルには感激しました。函館着のフェリーで来るなら日浦トンネルにはもう一度いくかもしれません。
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