第11回 平湯キャンプ会
平湯のキャンプ場でナンパされて11年目のキャンプだ。ナンパされたおかげでキャンプスタイルもすっかり変わり、うれしいことにそのおかげかどこへ行っても凄いねと言われる様になった。今年も1年に1度しか逢うことのないキャンプ仲間との大宴会が始まる。
 

神戸からの仲間と名神の菩提寺PAで9時に待ち合わせしていたが、出るときに調べた道路情報では、大雨の影響で豊中〜京都南が通行止め。遅れると言うメールをもらっていたので朝ごはんを食べる。明太子高菜ご飯が250円とリーズナブル、ご飯も山盛りで腹いっぱいだ。
第2京阪も、渋滞など見たことない松井山手料金所で渋滞、京滋バイパスも渋滞と大変な状況。豊中から下道で大山崎まで走って来た彼は、菩提寺到着11時前。
途中断念しようかと思ったそうだ。ここまで4時間走った彼と休憩もそこそこに伊那を目指す。


伊根のソースカツ丼、肉厚の豚カツが特徴
インターからすこし東に走った山の神へ。900円とは驚き。

権兵衛トンネルで中央アルプスを抜けるとやはり雨。
開田高原は諦め19号を右折する。



19号をしばらく走り県道26号へ、以前走ったこともあり印象が悪くなかっただけにそこそこ気持ちのよい道だった。
   

野麦峠から降りてきた道と交わる。

梓湖畔を走り奈良渡ダムへ。

158号に合流しダムをわたる。




雨とも言えど3連休だ、上高地方面に向かうバスや車が多い。気の毒に思うが10年の内8年雨の実績とおり今年も雨だ。
上高地の分岐を通り過ぎ安房峠トンネルを抜けたらいよいよ平湯料金所、キャンプ場はすぐだ。




今日はコテージ泊なので、荷物を降ろしたら早速温泉へ。いつも来る温泉は決まっているのだが、ここはいつも空いていてゆっくりできる。雨のなかのツーリングの疲れを取り宴会に向けて鋭気を養う(笑)
   










いつものごとく出てくる料理と酒の数々。北海道から北九州まで参加者がいるので色々な食材が集まってくる。寝るころには何を食べて何を飲んでいたのかさっぱり判らなくなってしまう。証拠写真だけが頼りだが、それも酔っ払う前のものばかりだ。
 

青森からDR250積車の軽で

北九州からハーレー

北海道からカワサキKLE

大阪からブルターレ

神戸からMT07

神戸からXL250

北九州からハーレー

大阪からハーレー

神戸?からBMW K1200?

大阪からCT110積車で(笑)

東京からBMW F650GS

東京からトライアンフ デイトナ


北九州からこのキャンプのために1泊?で。どれぐらいかかるのかを聞いたところ12時間だとか。宴会に参加して明日は仕事だからと朝5時に合羽を着て帰っていった”つわもの”そこまでして参加する価値がこのキャンプ会にはあるのです。

体調が悪くても車で駆けつける。

バイクを積むための2枚プレート、怪しくないか?


青森と北九州のプレート。
 



10年間タープの下でも背中が濡れるので合羽を着て行なっていたのが、このすばらしい”デカゴン”のおかげでキャンプ会も非常に快適になった。主催者のmさんには感謝の嵐だったが、これが痛むまで更に10年は平湯に来る必要があるだろう。
テントの中では朝からにんにくのから揚げだ。




僕は連泊の予定だが、今日神戸に帰るさんを誘ってまずは、北アルプス大橋へ。正面の山が雲に隠れて絶景が見れないので感激なしそのまま通り過ぎてしまった。ガックシ



その後471に戻り偶然にもネットで発見した沢上谷(そうれ谷)へ向かう。


鼠餅からトヤ峠に向かう道にはいる、ツーリングマップル に悪路と書かれている道で、苔むしてアスファルトもはげかかっている。谷の入り口にバイクをとめて、自転車で沢登に来た人に場所を確認すると、その格好で登るの?といった目で見られた。しかし意を決して沢に取り組む、ネットでしらべたとおり?滝を登る。
 


結構歩いたつもりだが様子がおかしい?先ほどの自転車で来た人も来ない。間違えたと気づき引き返すことに。川床の一枚岩にだまされたか。




次はちゃんとした踏み後のある沢を登っていくと写真で見たとおりの滝が左手にあった。この横を登り(帰りはイヤだなと思いつつ)上部の滑(なめ・一枚岩のような川床を言うらしい)に出てしばらく歩くともう一つ絶対登れそうもない滝に出会う。予想とは違うがこの滝の右を命がけ(落ちたら死ぬ)で登ると目的の五郎七滝が見えてきた。残念なことに途中経過は怖すぎて撮るひまがなかった。

五郎七滝に到着 二つの沢がこの滝でであう、一枚岩の岩盤が特殊にざらざらしているので水の流れがいたくさんの糸を流しているみたいで日本画的な美しさがある。

ここに来る人たちは、ヘルメットに沢靴・それなりの服装で来る人ばかりだ。今写真撮っているこの場所でも、もし滑ったら10mはありそうな下の滝を転げ落ちるに間違いないのだ。




木の根っこをロープにしたり、草の根っこをつかんだりしながら汗だくで降りてきました。全くふざけた服装でした。



バイクに戻り少し下の広い滑でタオルを洗って汗だくの体を拭いて出発。10時半ぐらいには次に向かう予定だったのに既に12時だ。
 



471に戻り昼を食ったら、神戸に戻り本日中に和歌山の御坊まで行かなければいけないNさんを見送りにさわやか街道にはいる。



さわやか街道の大坂峠を越えるときついへピンが続いてスピードは出せないがそれなりに面白い。高山の国府で見送り平湯へ引き返す。





そのまま戻るのもつまらないので、トヤ峠手前の温泉に向かう。荒木温泉 恵比寿之湯へ。しかし向かいの駐車場には異様な量の車、温泉に向かうと満員過ぎるので諦めて戻ってきた。
 




帰りみち土砂降りでやっと乾いた合羽もまたもやべしょべしょに。流石に平湯キャンプ会だ。キャンプに戻り温泉で汗を流しもどると、宴会に突入だ。飛騨牛の串焼き朴葉味噌、またもや大量の大蒜、いのししの串焼き朴葉味噌でスタート。帰った人の分だけ今日来る人がいるので人数は変わらず。
ナンパされた水戸のXLR 剣道7段
東京からモトグッチ
大阪からCBR1000RR SP
東京からアプリリア

2日目は予約が取れずテント泊。蚊に食われないのでしょうか?本人は夜空がきれいだとか行ってますが、落ち着いて寝れるか心配です。
 

僕はちゃんとちゃんとテントで寝てますが。

朝早く北九州のもう一人が出発しました。

今年の平湯キャンプ会も無事終了



最後に行きたかった場所に向かうため、高山をぬけ東海北陸道で白鳥へ。何度見ても凄い油坂道路が見えてきた。



油坂と道路を通って九頭竜湖畔をはしる。天気が良くて気持ちが良い。



九頭竜ダム、鷲ダムを通る。
 



仏原ダムまでの間が山深くて面白いところだ。今日は天気が良いので2輪が多い。



2004年の夏、東京から大阪帰る途中温泉に入ろうと立ち寄った陸前大野か福井あたりでみたのは、豪雨で線路が流されたりして大変な景色だった。温泉は休館でドロかきをしていたり、家の前には雑多なごみがあったり様子がおかしいなとは思ったのだが、線路が流されているのを見てやっと惨状を認識したのを思い出す。



福井から北陸道で今庄へ熱中症と戦いながら走る。今庄から365を走り北陸線に沿って南今庄に向かう。
   



南今庄の駅を過ぎのどかな田舎道を走っていると緩やかな勾配の道へ、しばらく行くと先に洞門が現れた時点で線路跡だと確信する。
 

出ました旧国鉄のトンネル。どう見ても鉄道のトンネルでしょう。レンガ積みがすばらしい、円じゃない形もすばらしい。
苔むしたトンネルの内部は歴史を感じる。気持ち悪いけどすばらしい。日本最古の鉄道トンネル群で明治のものらしい。
 






その後もトンネルは続きます。カーブしているトンネルは対向車が見えないので信号がありますが待ち時間3分。その間に写真でもとゆっくりしていると青に、が、あっという間に赤になってしまったがあわてて出発。
間には日本海が見えたり。


この先どうなっているの?と思っているとトンネルがありました。しかしこのトンネル今までのものとは一味違います。
照明がないのです。
恐ろしいですよバイクの頼りないヘッドライトだけでこんな真っ暗なトンネルを走るのは。穴ぼこがあったりしたらひっくり返りますからね。
通過した跡で改めてトンネルの写真を撮る。




北陸道と併走したりしながら進んでいくとまたもやトンネルが。
今回の待ち時間は5分 青になるまで待って青の時間を計ってみるとたったの12秒。本当か?
まあ、車の量の問題ではなく通過時間のほうが問題なのでしょうが、5分もあるからと車から降りたりして、うっかりしていると2回目の赤で10分も待たされる羽目になりますね。
 


最後に線路跡らしき景色をはしり

お!看板が

こちらにも

476に入っても横にトンネル
平湯キャンプ会 新しい超大型テント デカゴンの登場でこの先10年海の日は予約済みとなった、行かねばなるまい。今年は11年目のキャンプ会、そのうち雨に降られたのが9回と、とんでもないことなのだが、毎年雨を楽しみに?10人以上集まってくるこのキャンプ会。食べる量が減ったと言いながら食材の量と質ともすばらしいものがある。体力の続く限りキャンプ会もつづくのだろうか。今回は、帰りに通った旧国鉄北陸本線後が素晴らしかった。
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