島根半島
島根半島の内陸側、出雲大社 宍道湖や中海 玉造温泉なんかは有名だが、島根半島の日本海側ってどうなっているの?もしかして凄い秘境だったりして、断崖絶壁とか気になるわ、と言うことで行って来ました。それなりの断崖絶壁で楽しめました。
 



蒜山で雨に降られるも日本海側は晴天。出雲ICで一般道へ、家事で出発が遅くなったので目的を日本海側に絞りお約束みたいな出雲大社はパス。日御碕へ向かう日本海がすばらしい、期待通りの景色だ。
 



日本海を楽しみながら日御碕へ、途中日御碕神社もパスしたが、恐れ多くも天照大神や。、スサノオのみことが祭られているそうだ。




海面からの高さが日本一だとか、非常に高い灯台。その周りの遊歩道には、日本海の青く美しい景色が広がっていた。駐車場から土産物屋に釣られて灯台へまっしぐらに行くのではなく駐車場の右手の遊歩道を通って灯台に行くのがいいのかもしれない。
   




日御碕をでると、すこし戻り出雲の海岸を見て峠を越えたらいよいよ島根半島の日本海側だ。最初に出るの大社の鷺浦。キャンプ場の名前が森のうさぎ、兎かと思っていたら郵便局の名前が鵜鷺局だった。





鵜峠を越え再び日本海の猪目海岸、断崖絶壁の予感、窮屈なトンネルを抜けていく。
 



猪目海岸側からは、十六島の鼻と風車公園、楽しそうな道がありそうな雰囲気だ。



十六島漁港を回って半島へ、今来た道が対岸に見える。山がそのまま日本海に落ち込む厳しい地形だ。


風車公園に上がってみた。田舎過ぎて公園と言うべきなのか?ただ風車の間を道が走っている、人が居なすぎて公園と言うイメージからは程遠い。


やはり海岸線を走りたいと引き返すことにする。
 



その海岸線は舗装こそ綺麗なのだが厳しい道だった。たぶん落ちたら死ぬだろうけど、草が生えていてその恐ろしさを実感できない。本当に恐ろしいのはこういうことかもしれない。



三叉路を間違えすこし行くと風車公園からの道に合流、まさかと思うほうに引き返す。



間違えたところまで引き返すと、走ってきた道の険しさが判る景色だ。そして、本当にこちら?と言うほうに下っていくと釜浦だ。
釜浦から塩津までは海岸線をのんびり走れる気持ちが良い道。
天候が悪化した日や、日本海側が荒れるの冬場は通れる日も限られているのかもしれない。
塩津からは海岸線から一気に高度を上げる。その向こうに見えるのはまたもや風車が立ち並ぶウィンドファーム。

 






海岸沿いを駆け上がり山中に入ると、声が出そうなぐらいよい道。景色はないがたまには気持ちよく走りたいのでこれはうれしい。暫く走り突き当りを左へ。



三津の漁港に向かうと海岸沿いの道に出た。釜浦から塩津までと同じようだが、ここは岩盤の地層がそのまま海に入り込んでいる。そのため浅い磯が続き、時間があればつまみにシッタでも取ろうかと思うのだが時間がないので諦める。
   



小伊津漁港から山に駆けあがり、一気に漁村を見下ろす高さに。その後は、残念なことに狭い道が続く。
 



天気がよくところどころから隠岐の島を見ることが出来た。そのまま狭い道をグネグネと走り地合町の伊野浦、畑浦を通過し魚瀬町へ。魚瀬トンネルを通り六坊へ。
六坊からも海沿いの狭い道をグネグネと走り、来るなどとは予想だにしなかった対向車にびっくりしたりしながら走ると東曇港が見え出した。鹿島町は島根半島最大の町かもしれない。

 




鹿島で買い物をするが、欲しかったサザエあわびはなかった。いつもの事ながらあまりにも地元過ぎるとそのようなものは売っていないのが常だ。買い物後地元民にいい道だぞと教えてもらった道で海へ抜ける。暫く行くと島根原子力発電所が見えて来た。なにやら広い敷地を造成しているのだが何かのし是津ができるのでしょうか?鉄条線が張り巡らされた発電所の周り、1車線だが手入れのよい道で鹿島の御津へ。



御津からは2車線の楽しそうな道、おお〜このまま断崖絶壁に突入か?と思いきや平地に出ました。島根町です。



島根町を通過する県道37号はご機嫌な道なのだが、やはり海周りを攻めたいのでチェリーラインへ、狭くて疲れるけど景色はそこそこ見える。何故チェリーかって?、桜並木でした。

チェリーラインからの景色が良い。後日わかったのだが半島の先端が今日の目的地多古鼻。
 



チェリーラインを出て野波、小波を過ぎるといよいよ多古だ。
天空の岬マリンパーク 多古鼻
やっとのことで到着しました。島根半島はなかなか大きいです。
キャンプサイトからはキャビンを風除けにしているので海が見えない。この一角だけが湾内ではあるが海が見えるサイトだ。
キャンプ1150円(1サイト)と高めだが、風呂が200円と考えれば許せる範囲だ。






8時に閉店の風呂は、7時半ごろ混雑すると言うので、ビールを飲んだら早速風呂へ。露天ではないものの海が見えました。島根半島の北の端です。





風呂を出たら食事の用意。今日の食材は鯵、イサキ、ちくわだ。鯵とイサキは半身を刺身にする。残りは塩焼きだ。満足いたしました。

日本海の夕焼け

ちびちびウィスキーを飲んでましたが疲れて9時には就寝


写真の右が日本海ですが、キャビンで見えません。左に湾内が見えるサイトが1箇所でした。

ご来光
ご来光を待つ間に、テーブルの下に入れていた昨夜の焼き魚の頭がないことに気づいた。狐などが来たら食べ散らかしそうだし、凄くきれいにすっきりもって行っているところを見ると、鷹や鳶がもっていったのかもしれない。しかし、テーブルの下のビニール袋を引っ張り出し中身だけを綺麗に取り出せるのは、人間だけかも?


右は美保関方面

   





管理棟と管理棟の前のサイト 

昨日走って来たチェリーラインとその向こうには島根原発


まさに天空の岬
  

多古鼻灯台

残飯漁りの正体か?


地元のいちじくアイス



道を間違え多古沖泊へ 多古の七つ穴が近いだけに海蝕された穴があちこちに。あわびサザエがいそうな雰囲気



一旦加賀までガソリンを入れに戻り美保関を目指す。



海の近くを目指すため間違えてこんな道に入り込んだりしながら、島根半島の綺麗な景色を見ながら走る。
   





いきなり出てきた七類港。このままこれに乗って隠岐の島へ行きたいのをこらえてそのまま進む。

法田の風景

法田の海岸沿いの道は通行止めとなっていたが、こんなところで海で食料を調達しゆっくり一日過ごせれば楽しいだろうと想像を膨らませた。


諸喰でその先に進めそうもなかったので中海側へ峠を越える
 





美浦湾にでて美保関へ、日本海側の景色と灯台に付属?しているレストラン。メニューを見ると高い!のでやめる。



日御碕と対照的に背が低い灯台。駐車場からは大山が見える。



帰りには西前船が寄港した美保関港で美保神社にお参り
   





石畳の残る路地と歴史のある建物が残っている。



境水道を渡り、魚介類の土産が欲しいので境港さかなセンターへ。のど黒の一夜干しを買い、その後弓ヶ浜沿に沿って米子へ、中海が見たくて寄り道しましたが実感がわきませんでした。
 



米子から米子道へ、このままではつまらないので江府で高速を降り181号に入る。交通量が多いのも日野川沿いだけで180号と別れるとすばらしくに快適な道へ。

四十曲トンネル手前の大コーナー


交通量が少ない。



快適に走っていたが交通量が少ないのも313号と合流するまで、その後久世までは流れに任せて移動する感じだった。
ずいぶん以前から気になっていた島根半島の日本海側。思ったとおり険しい地形が続く海沿いの景色だった。夏場の日本海の美しさと綺麗な空気、狭いけれどもそこそこ楽しめる道。何より観光地として全く有名でない場所を探検する楽しみが良かった。もう一度くらいはのんびり走っても良いかなと思った。
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