香落谷から下北山へ

伊賀上野で集合して下北山へ行こうと計画していたのだが、朝からアクシデントの連発。バッテリーを繋ぐ前に荷物を積んでしまいもう一度荷物を降ろすことに。さあ出発と思ったらヘルメットを用意していない。やっとのことで出発したら高速上で財布の無いことに気づく。前途多難なのか？と思う出発となり集合に一時間の遅刻（汗）伊賀上野から香落谷・東吉野を通って下北山へ。あくる日は紀伊半島の東を廻って帰ってくる予定だ。

　

伊賀上野で昼を食べて雨上がりの香落谷だが、路面はウェット。

奇岩の並ぶ渓谷を抜け曽爾村から369号にはいる。

ウェット路面ですっきりしないが、車の少ない道を選んで東吉野から日本狼の像の前を通り169へ、五社トンネルを抜け大滝ダムが見えるとダムに向かってののぼり道と物々しい標識がそうするのか”やって気たぞ”という感じがする。 川上の道の駅で休憩、距離は走っていないのだが伊賀上野から名張までの市街地の道が遅かったためかやけに走った感がある。

　 　

ループ橋をとおり12月1日より冬季通止めの大台ケ原ドライブウェイの入り口へ。なぜかここを通過するときに”違う世界”へ行くような気になる。しかしこの先の池原貯水池二度って走る169号は本当に気持ちが良い。

ライダープランのコテージの受付をして、きなりの湯へ。以前と比べて温泉が濃くなったような気がするが？肌がつるつるになります(笑）すこしはなれたコテージですき焼きと舞茸の炊き込みご飯。屋根つきのバイク置き場がうれしい。

コテージ前の池原貯水池

今回泊ったコテージ

　 　

コテージの反対側の池原貯水池

キャンプ場上の堰堤とは別に左側に吐出口があるのが珍しいかも

昨日温泉の駐車場で気づいたキャリアの割れは、出来損ないの割り箸で補強し出発。取り合えず資材が手に入りそうな熊野まで持ちこたえたら良しとする。その前にガソリンの補給も必要だ。

　

	何軒かあったのだが全くガソリンスタンドが開いていない、不安になりつつも熊野を目指す。信号待ちの42号との交差点を出発しようとしたとたん補強が折れた。やはり割り箸では無理だったのか。 荷物を積みなおし出発するも１ｋｍも行かない小坂トンネルでガス欠の模様、ラッキーなことに峠の頂上だったので下りを惰性で降りること６km海が見えたところでストップ。 ガソリン待ちです。

ガソリンは運べないということで友達は灯油のポンプを借りて来ました。グッドアイディアですね、携帯用のがあれば持ち歩くのもありかも（汗） 42号で熊野灘沿いにガソリンスタンドに向かいます。 給油して42号をキャリアが折れた場所まで引き返す。昨日のスタート前の不安はこれのことだったのでしょうか。

標識が曲がっているのは、コーナーの立ち上がりで見安いように？

そんなことは無いでしょうが素晴らしすぎて４０ｋｍでは走れません。

　 　

熊野・尾鷲間は、海沿いの311号も景色が良くてよい道だが、42号も走りやすくてよい道だ。この間殆んど民家も無いので一般的にはバイパスを通るのでしょうか交通量も少なかった。

尾鷲からつまらないので高速で紀伊長島へ	長島の道の駅まんぼうで昼。あら煮350円は大満足。
長島から大内までの峠区間も楽しい道だ。	前に車がいたら台無しだが試して損は無い区間だ。

その後も紀和多気まで国道を走ったが、車が多くて値打ちなし。次回走るなら尾鷲・熊野区間だけでそのほかは高速を使うのが懸命だと思う。紀和多気から紀伊半島を横断して帰ろうかと思っていたが、だらだらの国道で嫌になり伊勢道・新名神を乗り継いで帰阪した。

こんな感じで折れました。割り箸の残骸が見えます。

どこかへ溶接に出しましょうか。

スタートからアクシデントが多かったツーリングだが、一緒にいた仲間にはとっても感謝だ。 今年何回も走った169号は近くてお気に入りだ。スケールは違うが栗駒道路、有峰への道に次ぐ素晴らしい道だ。

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