旧福知山線跡
季節もよいので武庫川渓谷の旧福知山線跡を探索する。一応JRでは危険なので通らないようにと言うことなのだが、ハイキングに有名なコースとなってしまっている。
   

生瀬の駅に駐車場がないということで西宮名塩駅に車を停めて武庫川へ向かう。なんとなく迷うでもなく線路跡だろうなといった小道に出てしばらく進むと間違いないという証拠の立て看板を発見。ここから旧福知山線武庫川渓谷の始まりだ。



 



小さいときに車窓から見た武庫川渓谷、線路の付け替えがなければ絶対に歩くことなどない場所だ。しばらく歩くとトンネルに出くわすが当然照明のようなものは何もない。このために持ってきたヘッドライトを装着してトンネルに進む。
 



枕木の残る線路跡を歩く。思ったより人が多く、団体のハイカーや、家族連れも居るほどだ。しかし道路がないだけにいつもと違って特別なところに居るようで気持ちがいい。
   



長いトンネルとなるとこのように全く陽が入らないので恐ろしく真っ暗だ。その上何のためなのか今になって運搬手段のないこんな場所で重たい枕木をはずしいるので砂利が深く非常に歩きにくい。
 





しばらく歩く放水路のトンネルや切り通しがあったりする



旧線路だけあり途中他に逃げる道がないので引き返すか突き進むしかない。
 


トンネルを抜けるとそこには鉄橋が。しかし金網があっていあり枕木を歩くスタンドバイミーの気分は味わえないのが残念。




国鉄時代からの保守用点検路?で鉄橋を渡るとまたすぐにトンネルだ。



旧武田尾の駅に近づくと河原も広くなり公園の様相になる。ここでも切り通しや、短いトンネルがあるのでこのあたりで遊ぶのも楽しいかもしれない。
   



偶然だが桜が満開の線路跡をとおり小さいいくつかのトンネルと過ぎるといよいよゴール。



新武田尾駅を過ぎたら、電車がやってきた。新路線は今日歩いた部分を殆んどトンネルで抜けてしまうので車窓などと風情のある話はなくなってしまっている。そして前方には武田尾温泉の釣橋が見えてきた。


紅葉館別邸あざれの露天風呂へ



入浴料金は高いが露天からの景色がよい。
 

あざれの玄関


宝塚線で西宮名塩へ
ぶらっと歩いた旧福知山線、照明は必需品だ。弁当を持ってゆっくり歩くに調度いい距離だし、何といっても線路跡だけあり急勾配がなくフラットなところが散歩的で誰にでも楽しめそうだ。
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