平湯キャンプ会
恒例のキャンプ会、今年で9回目だとか。この平湯で出会った人たちに影響され今のスタイルになっっているのだが、そのころは、小さなストーブとコッヘルでインスタントな食事をして酒を飲んで寝るといういたってシンプルなキャンプだった。キャンプを楽しむというよりツーリング途中にどこでも泊まれ、リーズナブルという発想ではじめたのが今や本末転倒?とまで行かないにしろ、キャンプのためにツーリングに出かけ、たいそうな機材・食材をもっていくというスタイルに変わってしまった。しかし、年一回しか会わない人たちとこうやって夜宴をするというのは本当に楽しいもので、毎年楽しみにしている。
   



雨が降ってきたと思って合羽を着たのだが降っているようでそれほどでもない。松本からの158号も山間部にくればトンネルが多くなる。


究極はこの珍しいトンネル、内部で行き先が分かれているので、はじめてきたときはびっくりする。そしてダムを渡った向こうには切り口が斜めになったトンネル。
11時ごろに奈良渡ダムを通過したため、昼飯に乗鞍へ向かう。
バス停を越えた辺りにあるメープルという山小屋風のレストラン、窓から見えるブルーのパラソルが緑に映えて美しかった。値段も量も満足。



上高地乗鞍林道のB線で白骨温泉へ、秘境中の秘境だ。最初に見つけた人は凄い。
白骨温泉は混浴の泡の湯が人気、公共露天風呂は穴場、一人になれることもしばしば。






階段を下りた温泉は渓流沿い。のんびりできる。


長い間工事で通行止めだった国道までの道も改良が進み非常に走りやすくなっていた。



国道に出て上高地を過ぎて、安房峠トンネルに入らず旧道の安房峠へ。
 
トンネルが出来る前はここをバス通っていたらしいが、バスなど走った後には大渋滞間違い無しだっただろう。
今ではトンネルのおかげで冬季も飛騨と松本が抜けれるようになり便利になり、この峠を走るのは物好きな人と山やだけだが、秋の紅葉シーズンの景色は特筆するものがある。


 


ほとんど雨にも降られず到着、早く着き過ぎたかなと思っていると、神戸を朝3時に出発したXR250到着早く着きすぎ温泉で寝ていたらしい。25年超と古いだけにバイクが濡れるとよくないのでカバーを。
ぶらぶらしていると土砂降りに、さすが平湯。

 



土砂降りの中到着したのは、北九州からのハーレー2台と大阪からのR1200GSアドベンチャー、ハーレーは、北九州から大阪まで別々に走行してきたとか。

大阪からW650
揃ったら適当に温泉へ



神戸からR1000GS
青森からR1000GSと650GS



大阪からボンネビル
他に神戸から黒のR1000GSと千葉からアプリリアのトゥオーノが

今回自作の焚火台を自慢げに取り出しお披露目、話し合いの結果7800円で売ることに、誰が商品化するのでしょうか?




各地からいろいろなお土産が集まる。九州の塩鯨、真っ白に塩が吹くぐらいがいいらしいが本当に塩辛い、一口かじっては熱燗を。熱燗はぷくっとあぶくが出た瞬間がアルコールの抜け具合が良くてうまいらしい。
 





飛騨牛にカルボナーラ。”谷口屋の竹田のあぶらあげ”これはうまかった。知らない団体に混ぜてもらって行列のレストランに入りそこでの土産。
さつま揚げ。日本酒がうまい。





煮込みうどんにのど黒、りんごのワインに焼酎。
雨よけの大型タープの下ではまだまだ宴会は盛り上がり途中




九州組と青森組は、朝には出発。なんと九州組はばらばらで帰るようで一人は朝一番で、もう一人は青森組と日本海に抜けて山陰を走るそうだ。
僕も先日の続き、立山カルデラを一目見ようと有峰に向かう。
送り出したはずが途中で追いついてしまい、一緒に走ることに。
心配した雨も上がりそこそこの天気になっていきた。



   



有峰の森でははじめてみる交通事故。天然記念物の日本カモシカだ。山を直角に降りてくるのでタイミングが悪ければこんな事故にもなるのだろう。



ダムに近づくとすっかり雨も上がった。


有峰ハウスの前で
 

改良の進んでない部分

照明のない新トンネル

改良の終わった道






有峰林道を抜けるとすっかり雨も上がり、山を下るにつれ気温も高くなる、暑いので合羽を脱いでここでお別れ、九州の人は立山インターから山陰へ、青森と東京の人は嬬恋へ、そして僕は立山カルデラを確認しにアルペンラインへ。



立山駅からケーブルカーとバスで弥陀ヶ原へ。バス停から雪の残る道を歩くこと15分カルデラ展望台へ。前回立ち入れなかった立山カルデラを一望。実はカルデラとは名ばかりで火山のカルデラではないらしい。以前は火山のカルデラだと思われていたらしいが山が崩れて出来たことがはっきりしてカルデラと呼びたくないと言う研究所もいるそうだ。
 
カルデラ展望台から見えるカルデラの新湯と刈込池
赤いしるしが前回追い返されたゲート、もう少しでば白岩砂防ダムが見れたのに。
立山カルデラの砂防工事を知らずに来ると、景色がよい訳じゃないのでがっかりして帰るようだ、カルデラの案内でもあれば良いのに。
 






















 


底の平らな部分に2億立米という土砂がたまっているらしい。想像も出来ない量だが10tダンプ1台で6立米なので3300万台分、(余計に判らなくなった)ほどの土砂だ。それが富山平野に流れ出すのを防いでいる砂防ダム群、ぜひ見てみたい。























ケーブルカー7分、バス30分、往復3300円。
 


雨も上がりいい感じの有峰林道。
写真を撮っていると後ろにいました。


ここから降りようとしているのか様子を伺っていたようだが、しばらくすると場所を変え絶壁を降りていった。





本当に真っ暗なトンネル。
 



何がいてもおかしくないような谷






猿の群れも見れ満足して有峰林道東谷ゲートを出る。
   



猿の群れも見れ満足して有峰林道東谷ゲートを出る。トンネルを抜けると岐阜県。



牧場の中を気持ちよく走りぬけ、快走路を奥飛騨へ。林道手前までの道も素晴らしい。











キャンプ場に戻る前に平湯の温泉に、今日はやけに混んでいるなあと思ったらキャンプの仲間だった。そして今日も野宴の開始。



北海道は岩内からのKLE
東京からモトグッチのカリフォルニアが2台
バイクを降りた人も夫婦で車で駆けつけたりで今日も大賑わい。


梅雨が明けてたはずの今年の平湯もやはり雨だった。雨に打たれに来る会の様な気がしてきた。



用事のある人はさっさと撤収してみんなに見送られて出発、時間のある人はゆっくり朝ごはん、おのおのの時間で過ごす。



帰り際には晴天。天気がよいので廻り道もと考えるが、東京の混雑を考えるとどうしても2時までには八王子を越えたい。しかし昼前に既に渋滞13kmだった。国立インターを降りたのが12時。いつもよりずいぶん早かったが渋滞も早かった、年々渋滞もひどくなるのでしょうか。
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