東北縦断
秋の東北、八甲田山麓の田代台 田代元湯を探し、岩木山から白神山地を横断、阿仁、田沢湖、花巻へと抜ける。紅葉にはまだ早かったが東北の森の深さを知るコースだった。
 




前日十和田に泊り朝から八甲田の田代平を目指す。十和田湖へ抜けるメインの国道102号より奥入瀬にはそれるが絶対県道40号のほうが楽しい道だ。
景色もすばらしいし何と言っても交通量が少ない。低速コーナーもあるが殆んどが楽しい中速コーナーだ。






大中台牧場辺りは高所を走る眺めのすばらしいところだった。
 

寄り道をした田代牧場からの八甲田の井戸岳は雲の中だった。



引き続き40号で田代平高原を走る。



八甲田温泉方面に入り温泉を越えたところをダートに入る。



転倒の予感が頭をよぎる道だが最悪でもナビではこの先他の道につながっている。決心して憂鬱な道へ、露でべとべとになりながら進むと行きたいほうが通行止め。
 

ナビではこの先のほうだし道もよさそうなのだが「立ち入り禁止」を守り、あきらめて他の道へ。

みちのく深沢温泉へ出たので一風呂浴びることに。
本当にひなびた温泉は、秘湯の雰囲気満点。しかし建物が相当やれているので入り口では覚悟がいるかも。






再び40号から急坂を下るダートに挑戦。走りやすいと思うことすぐに舗装路へ、ダンプがいっぱい走っている???と思いきや三叉路、工事現場の入り口と通行止め。躊躇しているとダンプの運転手が温泉の入り口を教えてくれた。
   



三叉路にバイクを置いて工事現場方面へ、現場入り口に監督がいたのでたずねるとそこが温泉の入り口だった。”自分は行ったことは無いが、すぐに戻ってくる人もいて苔が生えて汚いらしい。時々何人かで4時間ぐらい行ってるので掃除して入っているのだろう。”ということだったが行ってみることに。

道なき道を進んで見えてきたものは足場の布板を渡した危険な橋、しかもゆがんでいる。夜露で濡れているしここで滑って川に落ちてもしゃれにならないのでかっこ悪いが(誰も見ていないのだが)四つんばいになって渡る。この先も大丈夫か?と思っていると見えてきたのはつり橋。



 



当然入り口には看板が。床板が腐っているかも判らないので慎重に進むと橋の途中から温泉のようなものが(汚そう)が、その先のつり橋の様子も危険すぎる。
写真では見えないが床板も妖しいし橋自体が傾いている。
 


やまだ館という旅館だったのでしょうか?しかし温泉は苔むして・・・取り合えず裸になり足だけでもと、熱くて入れません「ガックし」周りの湯だまりを探すも無理かも。
と目線の先に道が・・・その先になにやら廃屋みたいな。誰もいないのでストリーキングにもなりませんが行って見ると。



たまりませんわ。湯船もそこそこ綺麗で満足。温度もばっちりです。



源泉が垂れ流し状態。一年中こんな状態なのでしょう。もったいないばかりです。廃屋の壊れかけた屋根がなんともいえない雰囲気でした。
 





三叉路の通行止めの先に行ってみる。ここにダムを作る計画で平成30年には完成の予定らしい。それによってこの田代元湯も当然だむの底に沈むことになるらしい。それまでにもう一度来てみたいと思う。




   
県道をしばらくブナ林を見ながら走り国道102号八甲田十和田ゴールドラインへ。
ゴールドラインは八甲田山麓の樹海の中を走る、眺めはよくないが道は広く走りやすい。
酸ケ湯の手前で394号へ、樹海を抜け景色が広がる。

城ヶ倉大橋 この橋は日本一の長さ上路式アーチ橋で、谷底までの高さも122mあるそうだ。紅葉の季節には絶景が見られそうだ。
橋から黒石へ向かう途中雨脚が強くなりだした。残念ながらここで合羽を着ることに、しかし夏場と違って蒸さないのでそれほど不快でないのが救いだ。
 


初めての弘前市内を通り抜け、桜で有名な弘前城の横を通る。
岩木山の麓を走り、岩木山桜林公園へ様子を見に行く、悪ければ暗門とも思ってましたが桜林と芝生のとても環境がよさそうなサイトで無料、ここに決定。時間があるので岩木山神社へ。

 



通りがかりに見たすばらしい参道の誘われ訪れた岩木山神社は、日光と同じく彫り物がすばらしく有名らしい。
手水場は、山門の横手にありわかりにくいし、池のようなところで、龍?の口から出る水を長い柄のひしゃくで行う変わった手水場だ。
   




山門横の狛犬が逆立ちしているのなんともユニークで、また山門の軒を支える一本の柱の長さには驚かされる。
   



社務所もこのとおり歴史を感じさせるすばらしい建物だった。



 

朝起きたら岩木山一周

岩木山の南側の道路がすばらしい。

津軽岩木スカイラインにむかう。

津軽岩木スカイラインは営業前でした。

今日越える白神山地

スカイラインより西は交通量が少ない。



 

1時間程度でサイトに戻って撤収。
 



 
西目屋に向かう。

白神山地ビジターセンターのより目屋ダムに向かう。目屋ダムがおかしなことになっていた。どうやら今のダムの手前に更に大きなダムを作り今のダムを湖底に沈めてしまうようだ。新しいダムの名前は津軽ダム

ダムを過ぎいよいよ白神山地への入り口。白神ラインは真っ直ぐだが、橋の向こうを左折して釣瓶落峠から秋田の二ツ井に向かう。白神ラインよりきれいな森が見れそうだ。



 
埃っぽいが締まった走りやすいダートを進む。
   



 
採石場を越えるといよいよ山間へ。
 
ダートはすぐに舗装になるので普通のバイクでも十分走れるレベル。
これからいよいよ白神山地の東側を通過するのだが、世界遺産の部分からは離れているが無舗装の白神ラインは、展望が開けないうえ世界遺産になってから交通量が多くなり土ぼこりで廻りの木の葉が白っぽくなり興ざめしてしまうのでこちらのほうがお勧めだ。



 



 
1.5車線の走りやすい道が続く、交通量も少なく景色を楽しめる。
 

山葡萄

青森側は緩やかな道が続く
 

 



釣瓶落峠のトンネルを越えると秋田に入る。秋田側は青森側とガラッと変わり急峻な地形となっている。




 

黒石沢林道の分かれ道
駒ケ岳の登山道口への道となっていて白神の奥深くまで入ることができる。途中にはもう一度泊ってみたい国設くるみ台森林野営場があるが、今回はパスし先の太良峡へ。
バイクを止め川まで下って散策路を20分ほど歩く。





 


紅葉には少し早かったが、見ごろにはすばらしい景色に違いない。



藤里の世界遺産センターにも立ち寄ったが青森側の白神山地ビジターセンターと代わり映えしない。
 






二ツ井から県道3号線で米内沢へ国道105号でまたぎの里阿仁を通り田沢湖へ、観光地で人が多いのにびっくり。
 
田沢湖畔のキャンプ場も視野に入れていたのだがファミリー向けだったので休暇村田沢高原乳頭キャンプ場へ。値段は1400円と高い分施設はしっかりしている。すいていてどこでもいいというのでオートキャンプサイトに設営。

岩手鳥の水炊きとハタハタの炭焼き、うまい!!






乳頭温泉は、白濁した湯で有名なのだが匂いが硫化水素のような俗に言う硫黄臭ではなく刺激のある匂いであまり好きにはなれない。八幡平の蒸けの湯も同じような匂いだ。
乳頭温泉郷から山を下り田沢湖を一周する。



   





最大深度は423.4mで日本第一位、青い色の湖面

以前は摩周湖に次ぐ透明度を誇っていたらしい。
 






46号線で雫石へ、

御所ダム

御所湖の周りはリクレーション施設でいっぱい。






県道1号線にはいるが快適な道だ。
   



次は県道12号線へ 交通量は激減、道も狭くなる。



訪れる人が少ないためかごみが少なく、見所のある渓流ではないが綺麗に感じる。
、対向車も少なく静かなのでゆっくり走るには気持ちがいい。



 





小倉山トンネルからは広い2車線のみちで、結局狭い部分は一部分だけだった。
豊沢湖 冬眠のために集まってているのかなぜか欄干にはカメムシがいっぱいだった。



 

豊沢ダム

豊沢ダムから花巻南インターまでは花巻南温泉郷を通る。道沿いにずっと新鉛・鉛・高倉山・・・・・松倉と次から次へと温泉を通ってはしるので次回は温泉目的で来て見たいところだ。


今回はやはり八甲田の田代台が良かった。特に探し当てて入った田代元湯には感激、一人ではちと寂しいので誰かと弁当でもってゆっくり楽しみたいもにだ。
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