栗駒山
栗駒山を中心に走る。去年も栗駒山の近くには来たのだが、じっくり楽しむこともなくさっさと通り過ぎてしまった。いつか栗駒周辺を走りこみたいと思っていたのがこの転勤で現実になった。
 



一関インターを降りて342号を走るとすぐに厳美渓だ。期待していなかったのだがなかなか見ごたえのある渓谷だ。晴れていれば水の色ももっと綺麗なのか知れない。





厳美渓はずれの橋。何気なく見ていたのだが立て札に気づき読んでみると竹筋コンクリートらしい。学生のとき話には出てきたが現存するとは驚いた、まして車道橋とは。
   


村はずれのこんな小学校を見ているとのんびりしてそうで気持ちが安らぐ。しかしこのかわいらしい小学校は廃校でいま集会施設に使われている。
山崩れのため迂回路に入る。







快適に走っているとなにやらすごい色のダムが現れた。矢櫃ダムだ。砂防ダムらしいがとっても気に入ってしまった。




この辺りには岩手・宮城内陸地震の爪あとがまだ残されていた。決壊の危険があった地震による土砂で発生した天然ダムや、周辺の大規模な斜面崩壊により、崩壊した祭畤(まつるべ)大橋がまだ残されている。
 




真湯温泉を越えた辺りから道は一気に険しくなり幅も1.5車線程度になる。しかし交通量が少ないので対向車の不安はすくない。





   








栗駒峠の須川温泉は、山肌から温泉が湧き出して川となって流れている。
 









栗駒峠から東成瀬村の342号は高速山岳道路でとってもいもちがいい。30kmあるこの区間もあっという間に東成瀬村についてしまう。



昼は期待できなかったので、買っていたセブンイレブンの冷麺を成瀬川横の公園で。セブンイレブンの冷麺、一番売れているだけあり結構いけます。
   









増田町は以前にぎわっていたらしく内蔵のある家が多い『蔵しっくロード』と名をつけられ、現在も住居としている母屋の中にある土蔵を見学に開放し家の住人が説明してくれる。
土蔵の補強に繊維が入っていたり、古い木製の水屋が見られたり内蔵以外にも興味深いものも見られる。


増田から皆瀬川に沿って小安温泉へ、途中稲庭で銀座にもある稲庭うどん佐藤養助総本店の前を通るがたかがうどんに800円もとるのがわけがわからないので寄らないことにする。のど越しがよいのは確かだろうがたかがうどんですから。
   






小安峡の遊歩道、温泉が渓谷の石の間から噴出している。100度近い源泉が歩道の上まで噴出しているのには驚いた。



キャンプ場の料金も持ち合わせていないことに気づき一旦戻ることに。皆瀬ダムを迂回していくと以前気づかなかった板倉ダムを発見。
 







小安峡を過ぎた大湯辺りから道が格別に良くなる路面が乾いていたらサーキット。
橋の上からは旧道と新道が見え、新道のコーナーがいかに大きいかわかる。
   






国道からはずれ栗駒の須川湖へ

須川湖キャンプ場420円湖畔の静かなキャンプ場

湖に沿ったウッドデッキにテントを張る。荷卸は不便なサイトが大多数。



キャンプ場では栗駒山荘の温泉の割引券がもらえる。600円のところを400円だ。キャンプ場が420円なのだから得をしたような・・・
この露天風呂からの眺めは最高ではるか向こう鳥海山まで見渡せた。日帰り入浴の受付が5時までなのは要注意。



栗駒山荘からキャンプ場へ。約2km
   






キャンプ場に戻り早速夕食の準備。今日は鰊を〆物、(これが旨かった)焼きなす、炊き込みご飯。

ご飯を食べていると目の前がまるで東山魁夷の世界に、雨だから見れた景色だろう。

翌朝は晴天


峠辺りには、山菜のたけのことりでいっぱい。

警告の看板があちこちに、事故が耐えなくて苦労しているのでしょう、笑ってしまっては失礼に当たるが
「遭難であなたの家計は火の車」「遭難は山菜を買って食べるより高くつく」終いには「どちらが大切「命と山菜」」ですから。









雪を残りの食材の保冷に確保し快適に国道へ向かう。






昨日は雨の中だったが今日は快晴、栗駒峠から国道までの道はすばらしい’96年までは栗駒道路と言う有料道路だったらしい。




国道へ入り大栗方面へ快適に走る。本当に交通量が少なく楽しめる。
 



内陸地震の爪あとここの部分が開通しなくて長い間通行止めだった。昨年の9月23日?だったかに開通し偶然ここを通ることになったところだ。昨年は開通直後とあり路駐の車でいっぱいだった。
ここにも湖の向こうに大規模地すべりの跡が見える。道は新しく付け替えられている。
 


古い道はこのまま捨てられるようだ。
 

旧道と新道

湯浜峠を越えると去年回避した林道へ
県道248号鎌内林道に入る。道は締まってそうだ。

美しい森の中を走るが展望は開けない。時々対向車が来るが108号からの抜け道になっているようだ。






5kmほどでダートを抜けいきなり綺麗な舗装路となる。荒湯地獄を目指す。


荒湯地獄、温泉地に良くある景色で有毒ガスのため立ち入り禁止となっていた。誰もいないところがすばらしいが温泉があればいいのにと残念。
地熱発電所に向かう途中が片山地獄だ。こちらは噴出した湯が川に流れているが、入れる雰囲気ではない。

 



片山地獄に沿って走ると地熱発電所は、進入禁止。鬼頭温泉方面へも通行禁止、ダートで鬼頭という道もあったのだが情報を取っていなかったのであきらめて花山湖方面へ。

ご機嫌だった県道249号岩入一迫線はすぐに1車線となる。あまり展望も開けず林の中を進んでいく。




道も狭く見通しも良くないが時々乗用車が走るので注意が必要。

森林科学館手前からは再び2車線の快適な道となる。
   










多分標識どおりには、走れないでしょう。あまりにも良すぎます。
 





花山ダム。すごく縊れた地形にダムを造っているのでダムに対する貯水量としては効率がいいのではと思う。ダム下への道が通行止めで残念。



小田(コダ)ダム。平成17年に完成したばかりだとか。



岩出山まで下って以前来たときに田舎なのに込んでいるのを見て気になっていた岩出山駅前の寿やで昼を、飯屋だとばかり思っていたのですがどちらかと言うとラーメン屋で、冷麺は美味しかったですよ。
栗駒周辺の道は本当にすばらしい。これだけいいともっとバイクがいっぱいなはずなのにさすがに東北、他にもいっぱいあるのでしょう混雑しないところがたまりません。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送