有峰
豊橋から有峰への下道ツーリング
この友達とは有峰の手前といっても飛越トンネルのずっと手前までしか行ったことがないので有峰の本当の美しさを知ってもらいたいと有峰に行くことにした。今回は豊橋に前泊してのスタートだが、豊橋から有峰までずっと一般道。こんなに長く一般道を走るのは北海道以外ではないかもしれない。

   

6時半ごろに豊橋を出発、地元にしか判らないような道を257号へ。

新城辺りはすっかり田舎でびっくり。






257号線は、程度なカーブや綺麗な路面がいい。そのためか恵那までの主要道だからかツーリングのバイクや車が結構多い。。
 




稲武を越えしばらく行くと中央の車線が白になる上矢作辺りだろうか、ここからは高速コーナーが続く非常に走りやすい道になり岩村までの16キロでも満足できるだろう。


阿木川湖、矢作からは交通量が多くゆっくり走る。

阿木川ダム、ここまでくれば恵那まですぐ。
恵那から19号へ、中津川道路をエスケープし美濃坂本駅前を通り257号へ。

257号は交通量も少なく走りやすい車の流れに乗って橋っても快調だ。






ひたすら257を走り急に景色が開けると下呂温泉だ。41号と交わったためか交通量が多くトラックも多いため楽しめない。川の反対側にもよさそうな道があるが根本的なエスケープ道を探す。
 



上呂辺りから高山方面へ抜ける県道98号へ入ることに、ついでに休憩をと自販機があるだろうと清水の湯というのに行ってみることに。いいロケーションの温泉施設だ、近くにキャンプ場があればぜひ利用してみたいものだ。
 


98号のスタートすばらしい道だった。しかし交通量が少ないのを考えてもわかるとおりしばらく行くと狭い峠道。しかし路面が悪いわけでもなく低速コーナーを楽しみながら登る。

位山峠辺りからは正面に牧場が見える。
   

飛騨牛か?

休憩していると結構バイクが通過していた。ツーリングコース?

峠を越えるとこの道。ツーリングコースになっているわけだ。

あの峠の狭い道のおかげで車も少ないのかも知れない。




久々野防災ダムを通り、モンデウススキー場を通過。エスケープ道としては言うことがない、狭いのは峠の少しの部分だけであとはこの通り、気合が入りすぎるぐらいの道だ。


再度41号に合流、やはり車が多い。
高山の赤十字病院の前の食堂で高山ラーメンを食べたが普通の醤油ラーメンだ、やはりオーソドックスなのが旨い。

高山からも41号、またもやエスケープ道を探し大坂峠を越えることにする。高山線の鉄橋をくぐり41号と別れ宮川の右岸を走る。


   
県道76、走り始めはよいが、大坂峠まではこの通り狭いので前に遅い車がいればよけてくるまで我慢するしかない。
大坂峠を越えるとほとんどが広い道になる。






県道46号は、峠の南側は急で道が狭いが北側はゆったりした勾配の道だ。途中からは北アルプスが見え隠れする農村の道であったり2車線の走りやすい道だったり全体的にはお勧めのコースだ。

上宝の大きなヘアピンは気持ちがいい。

ヘアピンを過ぎると有峰の入り口双六渓谷が見えてくる。

ツーリングマップルに載ってる喫茶ウィンディー
   



喫茶店を出るとすぐに双六渓谷。いよいよ有峰への道、よく来るこの道だがすばらしいこと最高だと思う、対向車の少なさ・道の広さ・見通しのよさそして時々見える景色のよさ。ただ道がよすぎてスタートしてから山吹峠までいっきに走ってしまうため途中の写真がない。途中で止まるのがもったいないというのが本音。



矢吹峠を越え牧場辺りでやっと余裕ができる。スタート直後は民家があるのでかるく流しながら準備体操、民家がなくなると急なのぼりのきついコーナーの連続で気合いが入り、それを過ぎると超高速コーナーそしてのぼりの中速コーナー、気がつくと矢吹峠といった具合。矢吹峠からは牧場の中を走り山之村を通過、この間が少しだけ気が抜ける部分。



山之村の最終民家を過ぎるとのぼりの中速コーナーの連続。ここも対向車の来ない広い道が延々と続くので峠までバイクを止める気になれないのだが、あまりにも続くコーナーのためバイクを降りてもまだ走っているような船酔いに似た気分になるほどだ。
飛越トンネルが岐阜と富山の県境、ここを抜けるといよいよ有峰の森。

トンネルを抜けると有峰湖が見える。

有峰林道の東谷ゲート二輪300円普通車1300円大型4000円
 






林道の東谷線は広いが折立を除いてすべて狭い道。しかし有峰はゆっくり走り森を楽しむのがいいので苦にはならない。
南岸線にはいりすぐ熊に出会う、今回の熊は大きかったがここは有峰の森ゆったりと道を横断して何事もなかったように森に消えていった。はじめてきた相棒も熊には感激したことだろう。

 



陽気な明るい森、南岸線から西岸線にはいると時々アルプが見え有峰湖も見えるようになる。
 


ダムに近づくと薬師岳が見え出す。




ダムの上は信号によって交互通行となる。

ダムからは断崖絶壁の小見線が見える。今年は道路回収で通行止めらしい。狭くて狭隘な道は辺境な有峰をより近寄りがたくしていて辺境好きの僕にはとても好ましく思えたのだが、綺麗になると思うと少し残念だ。
 


 

豊橋から340km有峰ハウスに到着。これほど下道を走ったこともないし、エスケープした道で気合いが入り、最後に有峰でさらに気合いが入りもう今日はいいというぐらい走った。

取り合えず相棒に、一服したら近くの折立まで走るか?と聞いたところ今日はもう腹いっぱいだと言っていた。


 
有峰ハウスの宿泊客は3組今回は一番安い1500円の夕食にしたのだが十分だった。



 
4時に目が覚めた。昨日は疲れと、6時に夕食を食べるとテレビも何もないため早く寝てしまったためだ。

   






 
付近を散歩して戻ってくると相棒も出てきたので折立まで走ることにする。まだ5時だ、6時にゲートが開くので車は走っていない。折立までのすばらしい道を独占する。


折立の大きな樹

登山家や釣師が車で泊まっている。少数だがテントを設営している人も。釣の人に話を聴くと結構歩くようだどうも1時間以上の道のりらしい。

 

有峰ハウスに戻り朝食を食べ7時半出発。大自然の有峰ハウスには相棒も感激し、子供を連れて来たいと言っていた。





   


大多和峠への分かれ道辺りは広くてピクニック気分になる。

ダムができる前のことだが以前人が住んでいたとは思えないところだ。




狭い道はゆっくり走れるため森を楽しむには最適かも。




 
東谷線に入ると道が広くなり気合いが入るが、朝は動物が出ることが多いのでスピードをこらえて走る。

有峰湖に別れを告げる。

8時 飛越トンネルを越えると現実に戻ったような気分になる。
 




飛越トンネルからはガンガン走るがまだ8時過なので車はいない、山之村の牧場で休憩し国道目指して走る。これだけ対向車がいないとまるでサーキットだ。

しかしスピードの制御には自制心が必要、あまりにいろいろな人が走り出すとスピードが出すぎるだけに事故が心配だ。

   









9時前には、国道471号に出て平湯に向かう、平湯でははんたい卵を食べ安房峠トンネルで松本に向かう。



今年は既に3回目の有峰への道、何回走っても飽きない道だ。また7月と10月に来るだろう。
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送