白神山地 八幡平 鳥海山 東北
念願の白神山地の走破に挑戦。東北まで行くのなら八幡平を通って白神の森で一泊。白神を貫く西目屋二ツ井線(県道317号)で秋田側から青森側に入る。西目屋からは白神ラインと呼ばれる岩崎西目屋弘前線(県道28号線)に入りなが〜いダートを走る。日本海側に出たら日本海沿いに南下。鳥海ブルーラインを走り最終日前日の蓮華温泉キャンプ会に向かうが、急用でキャンプ会はキャンセル新潟に入ったところだけに残念だった。





 

5時25分に東京を出発し常磐道から磐越道・東北道へと乗り継ぐ。東北道に合流で渋滞。

ETC千円のおかげで連休の東北道は渋滞。やっとのことで松尾八幡平インターを2時前にに通過。

インターを降りるとあっという間に八幡平アスピーテラインだ。何だ普通に走りやすい道やないのと思って走る。
 



高度をどんどん上げると最初に現れたのは松尾鉱山跡。廃墟群がすごい。






すばらしい山岳道路に変身。磐梯吾妻スカイラインを思い出す。
   





見返り峠辺り

八幡平の雄大さはすばらしい。

八幡平アスピーテラインをもっとゆっくり楽しみたいと思いながら白神山地を目指す。

白神の入り口、二ツ井へ向かう途中比内地鶏出有名な比内町を通った。鶏舎が見当たらないのが不思議だが、町の物産展で比内地鶏を買い二ツ井を目指す。大館で道を間違い二ツ井へ入ったときには既に陽が沈みかけ。きみまち阪公園のキャンプ場も頭をよぎったが、せっかくなので白神の中で泊まりたい。今日のキャンプ場くるみ台森林野営場に急ぐ。
 

暗くなりかけた平良峡を越え黒石林道のダートに入り少し行くとキャンプ場があった。すごい山奥なのだがテントが3張りもある。どう考えてもくまが出そうなので人がいると安心だ。本日の走行距離798km。さっき仕入れた比内地鶏で炊き込みご飯と塩焼き安く売っていたアケビそして今年収穫できたパッションフルーツ。

くるみ台森林野営場。一人なら怖いだろう。

野営場横を流れる黒石川。



キャンプ場先の湿原に行ってみる。小さな湿原だが白神の山奥という感じとアクセス中の林道がきもちいい。



黒石林道

林道への入り口はこのようなダートで入るのをためらってしまう。

西目屋二ツ井線に沿って流れる藤琴川

秋田側はずっと舗装路だ。

釣瓶落峠手前で鳥とぶつかる。バイクに驚き飛び立ったのはいいのだが方向が悪く左手にぶつかって、そのままどこかへ行ったようだが後には羽がたくさん落ちていた。

釣瓶落峠辺りからの秋田の眺めはいい。峠の頂上付近に流れる川”峠の頂上付近に?”は珍しい。





青森川に入ってはじめての橋、ここから見える白神山地の眺めがすばらしい。

しばらく行くとダートに。青森側のダートの始まりだ。

岩崎西目屋弘前線にぶつかる。すると交通量が半端じゃない、こんなに山奥なのに。しばらく行った暗門では何かのイベントが、それにしてもこの人の量と車は世界遺産になったためなのか?


暗門から先は白神ラインのダートだ。看板にも”この先42kmは砂利道です”の看板。ここから先戻ることはない決心で走る。

白神ライン最初の津軽峠。


白神の山々が見える。青森方向には岩木山も。
 

マザーツリーといわれるブナの巨木樹齢400年とか
 



峠部分以外はほとんど展望が開けない。通行量が多いためダートはしまっているのだが土ぼこりで真っ白になってしまう。視界がぼやけたりでいい気分ではない。

赤石林道へ寄り道。

地元の子に行ったほうがいいよといわれてくろくまの滝まで行く。

滝まで10分程度。

深い山の中だ。


 

くろくまの滝の駐車場。一般的には舗装路のココまでくるらしく人が多かったがここで引き返すみたいだ。当然林道方向から来たのはボク一人。元の林道へ戻ろうとすると”そっちには行けませんよ”と忠告してくれる人も(そっちから来たというと自分はオフロードに乗っているがそっちの道は大変だとびっくりしていた)
砂利のダートだけにバイクも砂埃でこの有様。


青岩展望台は、青岩が見えるだけで景色は開けない。

元の白神ラインに戻ってきた往復16km

白神ラインに戻ったとこで地元の人にこの辺詳しいですかと聞かれる。

詳しいわけはないが地図を見せて教えてあげる。4輪でも大変だ。

赤石川の橋からの展望。橋の上は舗装路なのでほっとする。
   
ずっと展望の開けないブナ林の道もほこりをかぶって緑も綺麗に感じない。

天狗峠も峠と感じないままに通り過ぎ一ツ森峠だ。




向白神岳 数少ない展望地から見える白神の景色



やっとのことで舗装路まで降りたときにはガソリンランプもついていた、そこで昼飯を食っていないことも思い出したほどだ。
   

舗装区間のほうが埃が立たなく景色が綺麗だ。

ついつい調子に乗ってスピードを出してしまう。

やっとのことで抜け出した白神ライン、白神を堪能するなら舗装区間と秋田側の西目屋二ツ井線のほうが楽しめるのではないだろうか、たとえ4輪であっても白神ラインは走ることはないだろう。

国道101号をキャンプ地に向かって快適に走る。

食料の調達が心配。道沿いで売ってる烏賊の一夜干を手に入れる。 

チゴキ崎 綺麗な景色の灯台


ゆっくり眺めていたい景色だ。
   

灯台を過ぎるとすぐに予定のキャンプ場だった

うまい具合にキャンプ場前のはたはた館で食料を調達。

既に設営済みのお隣を誘い夕食に突入。

本日の走行158km 計955.9km
仙台のひとと東京のバイクショップに人とゆったりと食事。日ごろの鍛錬の賜物か物量と料理に驚かれてしまった。”どうやってそれだけの荷物をつむの?”思わずにんまりしてしまう瞬間だ。炭に焚き火台は、いつも驚かれる。 はたはたの寿司とカレイの一夜干、烏賊の一夜干に炊き込みご飯デザートは梨。少し多かったか?
しかし朝飯を買うのを忘れてたわ(泣)


八郎潟 よほど上から見ないとわからない大きさ。

秋田道・日本海東北道と乗り継ぎ鳥海山ブルーラインに入る。

以前来た時は霧でまったく見えなかった景色が今日はばっちり。

走ってよし眺めもよしのブルーラインだ。

奈曽渓谷の雄大な眺めは圧巻



 

景色のよい鳥海山だがこの連休駐車場は満車車で着たなら一苦労する混雑ぶりだった。

国道7号から見える鳥海山全様。

庄内の砂防林

くらげの加茂水族館も混んでいたのでパスする。

庄内夕日街道。

おばこおけさライン 7号へ

佐渡おけさと秋田おばこからのなまえらしい。
 





本日の走行距離332km累計1288km
少し先の碁石のキャンプ場は砂地だったので鼠が関のキャンプ場に決定。サイトが芝生なのはありがたいがどうも夏の間の臨時キャンプ場らしく水がないし風呂もない。

長野の蓮華温泉に向かう予定が急遽帰京となり雨の中を急ぐ。

ひたすら7号を村上まではしりそこからは高速だ。



走行距離1760km
世界遺産白神山地の旅はハードだった。八幡平アスピーラインの山岳コース、鳥海ブルーラインからの日本海の眺めもすばらしくもう一度行ってもよいかなと思うが白神ラインはもう行くことはないだろう。ただ二ツ井西目屋線は白神山地を走っているのだなあという感じはする気持ちのよい道だ。
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