今年で5年目になる平湯キャンプ会も例年のごとく雨。しかしそんな天候の中参加者は総計17人と毎年ながら結構な人数が集まった。なんといってもこのキャンプ会のすごさは、雨・突風にも負けない腹の据わったキャンプ会ということと、料理の品数。ほとんどの人がそれぞれ料理を出すわけだから品数が多いのには感激する。 |
伊那で降りて権兵衛トンネルに向かう。権兵衛トンネルの開通で木曾と伊那が非常に近くなった。 |
権兵衛峠は落石で通行止めだが復旧の予定はないらしい、トンネルのが便利すぎてびっくりするぐらい時間がかかる峠を利用する人がいないらしい。せっかく峠辺りから見える木曾駒ケ岳がすばらしかったのに残念だ。しかしトンネルの木曾側には以前の国道を走れる部分が残っている。 |
木曽福島より快適な361号で開田村に向かう、ほとんどが見通しのよい2車線の道路。白樺の中を走る開田村辺りは特に気持ちがよい。開田村を越えると道が狭くなりコーナーもきつくなるが晴れていればここからの御嶽山も綺麗だ。日和田高原からもまた快適な道となる。 |
高根乗鞍湖が見えてくるとそろそろ野麦峠の分岐だ。あいにくの雨だが開田高原辺りの道は走りやすく気持ちがよかった。高根第一ダムで昼食を食べる。 ダムの周りは狭い道とトンネルの連続トラックが多いのにこのいきなりの狭い道と狭いトンネルにはじめて通る人はびっくりするだろう。 |
塩沢温泉元湯 川が増水してこの様に。村の管理するこの温泉は掛け値なしの掛け流しだが、更衣室や身を隠す場所がまったくない。女の人には無理か?しかしこのロケーション入らずして帰れない。 |
橋を渡っていよいよ温泉に。湯温はたぶん36度前後、長く入る分にはいくら入っててものぼせないが温まりもしないのでなかなか出る気にはなれない不思議な湯。 |
温泉後少し戻り野麦峠へ。眺めはよくないが交通量の少ない道だ。振り返ると険しさがわかるが有名な割にはその歴史を感じさせられない。現在では安房峠トンネルができたのでそちらが主要路だろう。 |
野麦峠からの乗鞍側の景色 乗鞍側のほうが道の整備がいいが植林が多いため森は暗く感じる。 |
奈川に降りる。上高地乗り鞍林道に入るつもりが落石で通行止め。残念だが白骨温泉をあきらめ158号に向かう。 |
あきらめきれず乗り鞍から白骨に向かう。混浴の泡の湯は、時間切れで入れなかったが白骨温泉に入れて満足。 | ||
温泉を出て林道を沢渡へ降りようとして愕然こちらも通行止め。乗り鞍まで戻ることに。 |
上高地の交差点、ここまでくれば平湯はすぐそこ安房峠トンネルを抜けるとキャンプ場だ。 |
キャンプ場に到着すれば早速富山から2年ぶりのR君のお出迎え、受付を済ませテントサイトに向かうと既に仲間がちらほら、早速設営しキャンプ会に合流だ。すると温泉に行かない人たちがビールを開け”つまみが必要”といいながら宴会が始まった。 |
いつもながらのとてつもない料理の山、今回こそはすべて写真に撮ろうと思ったのだがやはり酔っ払ってくると写真どころではなくなる。何せこの料理の種類(一晩で40種類ぐらい出たはず)だから、酒もすすんで忘れてしまう。 |
今回は隊長の行きつけ新地からも綺麗どころが参加。やはり若い女性がいると花があっていいですね。川遊びができると思って気軽な格好で来たみたいだけどいつもながら平湯は悪天候で残念。それでも来年も来るって言ってたらしい。 |
みの隊長のパエリアこんなキャンプ場でも本格的でみんなの楽しみだ。 |
深夜まで続く宴会も一人・二人と自然に眠たい人から解散となる。その自由なところが気楽でいい。 |
アサリの酒蒸し、トマトのスープ、ボイルソーセージ。 |
玉ねぎのみじん切を頼まれ、気がつくとミンチと卵・パン粉が目の前に、仕舞にはレシピを渡されカバブを作ることに。インド直輸入の黒胡椒で。 |
朝起きるとすぐにこの勢い、コーヒーが飲みたいと思えば誰かがおいしいコーヒーを沸かしてくれているし、パンがほしければパンが出てくる。昨日の残り物か飛騨牛のステーキも朝食だ。ジャガイモのミルク焼き・焼きそば・エリンギとアスパラの炒め物・アジアンスープ。朝起きてから昼過ぎまでずーっと食べ続け。 |
一日目に来た7台のバイク。バイクがかわいそうなぐらいいっぱいの荷物で走ってます。 |
食べてばかりなので運動をかねて神の湯まで散歩片道役30分鉄のにおいがする気持ちのよい温泉。 |
温泉から帰りビールを飲んでいるとつまみは?と言う事になり早速餃子が出てきた。 今晩から参加するつわものがいるらしいと話をしながら夕食に突入。 |
今日も料理がいろいろ出てきます。しょっぱなは朝のアジアンスープからカレーに変身、ナンプラーのおかげでカレーうどんのカレーみたいでした。飛騨牛の串焼き朴葉味噌とか。今晩もいろいろ凝ったことになりました。 |
夜になって続々と到着京都から一人、大阪から雨の中一人サプライズで、東京から二人の参加。 東京のモトグッチのMさんのお手製アナゴの燻製。いつも燻製を作ってきてくれる。エスプレッソの飲み方を教わったのもMさんだ。 |
夜になって続々 |
デザートはすいかこちらも今日来たモトグッチのりが持ってきた。バイクにスイカを積んでくるとは。 |
宴の後。今日は撤収日だ、天気もよく撤収には最適な日だ。 昨夜到着した3台。 |
朝から余った食材で朝ごはんを食べる。 隊長がいっていた通りここに来た人たちの笑顔がいい。その人たちの笑顔を見ると気持ちがよくなるし元気をもらえる気がする。 |
今年も雨天だった平湯キャンプ会、雨の中この平湯キャンプ場で出会った人たちに誘いわれ参加しついに5年目いつの日にか正式?に平湯キャンプ会と呼ばれるようになった。雨の中であってもみんなの笑顔を見ているとすごく幸せになれる。解散の日にはそれぞれ”また来年”などと気楽にそしてばらばらに出発していくところがなんとも言えずいい集まりだなと感じる。 |
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