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南アルプス
南アルプスの夜叉神峠に登ろうと夜叉神に向かう。昨年まで入れなかった夜叉神トンネルを徒歩で入れると知り予定変更、南アルプス林道を歩くことにする。あくる日は山伏峠に挑戦、以前より舗装部分が増え走り安くなったものの2000m級の峠は距離も標高差もすばらしい峠だ。3日目は、秋葉街道を南アルプスに沿って走りしらびそ峠を通過、しかし地蔵峠が早くも冬季通行止めとなり夕立神パノラマ公園には行くことが出来なかった。






   




中部横断自動車道の白根インターから芦安に向かう。南アルプスの麓は北アルプスと違い観光地化されていない、そのため華やかさがなくなんとなく暗い。。

芦安からいよいよ山岳路に入る。

紅葉の気持ちがよい道を夜叉神を目指す。

夜叉神ゲート。まさか入れるとは思わなかった。駄目元で”歩い入っていいか”と訊くと”どうぞ”って。これをのがす手はない。

   

夜叉神トンネル、全長1100mの対向できない明りのないトンネルだ、とことこ歩いて10分はかかるがその間自動車が通過しても真っ暗なだけに恐ろしいのだが、仕舞には大型ダンプがトンネルに入ってきた。丁度追いかけられるような具合になったので恐ろしくてトンネル出口まで走って逃げる羽目になった。映画ランボウの気分だ。
このトンネルの部分はバスに乗るのが正解だろう。
夜叉神トンネルの入り口と出口。

トンネルを抜けると南アルプスがチラッと見える。

そしてすぐにトンネルに。

まとトンネルを抜けるとトンネルに。

そしてトンネルの中から次のトンネルが見える。

トンネルとトンネルの間は狭隘な谷になりそこからはアルプスが見える。


さすがに一般車通行止めにしただけにこの道は断崖絶壁を走る道で、対向できる場所も限られ自由に通行できれば渋滞間違いなしの道だ。山に張り付くような紅葉は美しい。


時々白根三山の間ノ岳が見える。

そして連続するトンネルを越えて歩く。
 



鷲ノ住山の手前少し景色が開けると早川の流れが見え出す。早川沿いの道も今は一般車通行止めだ。



次から次へと現れるトンネル、また急な斜面は歩いて降りることも不可能なくらいだ。
 
このあたり崖の高さが400mほどあるらしい。川沿いに南アルプス公園線が見える。
  




 
トンネルの向こうはバスが通れるように岩肌を切り取ったような。難工事を思わせる。



広河原方面には南アルプス公園線が眼下に見える。
  

広河原までは歩けないのでバスと遭遇するまで歩くことにする。


あの急勾配をバスが登って行くのだからすごい。


深沢のあたり通行がほとんどない道ゆっくり歩くことが出来る。

目的を変えて夜叉神から広河原までテントを担いで歩くのもいいかもしれない。



   

旧トンネルか?
昭和27年から54年までかかって長野県側の長谷村まで造られたこの林道は、広河原-長谷村間は南アルプススーパー林道と呼ばれ環境破壊の象徴の様に言われ一般車通行止めとなり最近では夜叉神ゲート・奈良田ゲートからも通行止めとなってしまった。
トンネルを歩いているとバスが来たので引き返すことにする。



夜叉神峠登山を林道散策に変えたため時間を取りすぎ遅くなったので畑薙ダム方面での野営をあきらめさっさと西山温泉湯島の湯に浸かる。僕の中では一二を争うお気に入りの湯だ。
暗くなってしまったので近くの駐車場で野営となったが、怖いというより怪しまれるのが気になるところだ。水さえ手に入ればどんなところでも寝れるのが野営の良いところだ。


昨日南アルプス林道から見た早川の渓谷を走り山伏峠に向かう。

山伏峠もきつい峠だったはずだ。
   


早川町役場の手前を入ると雨畑湖、その先の集落では硯が有名らしい。民家の軒先に時々”硯”と書いた看板?がぶら下がっている。

集落を超えたらいよいよ山奥に入っていくこの先舗装はしてあるものの路面状況は悪い。






 
パステルカラーの紅葉もまた美しい。


 
激しさこそないが山伏峠へ通じるこの道の山深さもすごい、ただ本格的な峠はこれからだが。
   




 
この道紅葉がすばらしいのだが通過する車が異様に少ない。出入り口の早川も井川もすっごい田舎なのでそこに行くまでが大変だからだろうか。

古い橋が残り新しい道は山に沿って迂回する?なぜと言う場所。橋の上からの眺めはすばらしい。






 
山伏峠手前で登ってきた道を見る。反対側の山肌を登りこちら側の山に移ったときからが本格的な峠道となる。
 




 
山伏峠あたりから見える南アルプスの山々。この峠もダートはもう1kmも残さない舗装路となっていた。

山伏峠も2000m級。向こうに見えるのは笊ケ岳あたりでしょうか。

静岡側の景色。

山伏峠を振り返る。峠付近は急な崖だがすぐに林間の見通し悪い道となる。

開けるところが少なく景色は楽しめない。



井川から畑薙に向かうと南アルプスが見え出す。

夫婦のツアラーに教えてもらった赤石荘、大混雑でパス。



 
行き止まり。静岡の南アルプス公園線のスタート。ここから先は徒歩または指定バスで入れるらしい。しかし華やかさがまるでない場所だ。

畑薙第一ダム。向こうに見えるのは2803mの上河内岳。
 


昼になってしまったので急いで次の場所へ。

側の向こうは南アルプス井川キャンプ場、バイク1500円らしい。
井川大橋 2tまで渡れる吊橋。


井川ダムからは、接岨峡に沿って走るがこの谷の左に道路と線路が。ところどころ”下に線路があるのでものを投げないでください”の看板がある。

列車はトロッコ列車で小さくてかわいい、ほとんど観光用の路線だと思う。道路と並行して走る場所のトンネルはこれでいいのかと言うぐらい小さい。
奥大井湖上の駅。これを見れば観光用だとしか思えない。


湖上を走る列車には気動車が一台なのだがアプト式の部分には気動車が二台連結され急勾配をゆっくり走っていく。日本に唯一のアプト式線路らしい。







大混雑の大井川沿いの道を抜け362号で天竜方面へ。

最近は慣れて来たが国道か?と思うような一車線の道をひたすら走る。
予定していた県道389号が通行止め、仕方がなく以前見つけられなかった明野キャンプ場へ向かう。
管理人がいなくて無料だが、普段は2500円(高)らしい。

先客に誘われ夕食を一緒にいただく。オートレースの選手の榑林さんと鈴木さんでした。オートレースの話を聞き、ミートソースを野菜ジュウスで割った鍋をいただく、なかなかおいしいかも。朝は雑煮を。



朝はとっとと目的地しらびそを目指す。

気田川を遡り天竜川へ。

秋葉ダム。無骨

飯田線に沿って走るがすごいところを走らせたものだ。
   

国道152号分断部分兵越峠に入る。道をつくろうとはしているみたいだ。

林道とは言え下手な国道よりましなくらいの道だ。まあ国道の分断部分をつなぐのだから当たり前か。


峠を越え長野側に入るとすばらしい紅葉が。グラデーションが綺麗。


山がまるごと紅葉していた。しばし見とれるが、天気が悪いのが本当に残念だ。
 





上村から士も日本のチロルといわれる下栗の里(無理してなぜこんなとこに住むのか?やはり平家の落人なのかと考えさせられる)を通り、アルプスエコーラインに入る。道が狭くその割りに観光の車がちらほら走っている。

山の峰を行くエコーラインは眺めがよく南アルプスを見ながら走ることが出来る。
クレーターあとのこのあたりからは深い谷の向こうに景色が広がる。


ハイランドしらびそ
大きな宿泊施設宿泊料が約10000円ここに泊まっても山を眺めるしかないのだが。
11月から4月中旬まで冬季休業


しらびそ峠からの南アルプス連峰、ここからは赤石岳は見えないが谷の向こうの景色はすばらしい。

荒川岳
光岳

大沢岳
峠からのぞく谷

上河内岳
峠の駐車場
しらびそ峠、実は駐車場の向こう、アルプスの麓へ向かう道があるのだが車両は通行止めだ。今は峠といっても峠を通る稜線を走っているような感じだ。

峠を降り、蛇洞林道へ向かう。



参ったことに地蔵峠を抜けられないようだ。

あきらめ飯田から高速で帰ることにする。
南アルプスもじっくり走れば面白い。特に上村・今回は行けなかったが大鹿村などの登山口まで車を進めれば目の前にアルプスを見ることが出来る。北アルプスほどの明るさは望めないものの垢抜けていない南アルプスは田舎のすばらしさがいっぱいだ。
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