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北海道を道東へ
10年ほど前に車で訪れたことのある北海道、今回は二輪で息子とのタンデムキャンプツーリング。このために今年春にBMW1150GSを手に入れ慣らし(自分を)をしてきた。心配は装備の重さ、いつもの1.5倍程度の荷物だ。テント、寝袋、マット、椅子、雨具、衣類、食料は2倍。当然タープ、コンロ類、炭焼きのグリル、炭、そしてせっかくの北海道のためのカメラ類だ。これでタンデムなのだから重さもすごいことになってるはず。少しでもバイクが傾くと一人で起こせないほどだ。しかしそれで今回は多少のダートも走りきる勢いで出発した。
            
     
GSに積んだ荷物、この上にカメラセットと後はタンデム。タンデムツーリングも初めてだしこんな巨大な荷物を積むのも初めてだ、ウィリーするんじゃないかと不安になる。
              
1日目
8月11日
130km
東京からの移動とバイクの引取りがメイン。8時の飛行機で千歳へ、バスで苫小牧へ向かいバイクを引き取り着替えなど用意して出発が11時だった。
ドキドキしながら大荷物のタンデムのGSで出発、さすがGSびくともしない。一日目なのでテントの貼りかたなど教えなくてはいけないので2時過ぎに沙流川キャンプ場へ到着。芝生の綺麗ないいキャンプ場でした。
              
2日目
8月12日
360km
累計490km
記録的な猛暑の中を広々とした牧場の中を走る高原の道ナイタイ高原へむかう。次に三国峠へ原生林の中を駆け上がる三国峠より見る樹海の桁違いのスケールの大きさに圧倒され 感激二人して声を上げてしまった。タウシュベツ橋梁へはダートの4km、覚悟はしていても積載量の多さで力では支えきれないと思うとおっかなびっくりの走行だった。年配の男女のツアラーからは、タンデムでこんなダートによく来るね、ソロでも恐ろしいのにとびっくりされてしまった。そのタウシュベツ橋梁も感慨深いものがあった。時間が早いので糠平のキャンプ場を飛ばしてオンネ沼のキャンプ場へ野営地を変更した。
              
3日目
8月13日
283km
累計773km
昨日は思ったより距離が稼げたので今日は楽勝だろうと出発。阿寒湖を通り過ぎ目指すは、コッラロ湿原展望台。釧路湿原の細岡展望台が有名だがコッラロ湿原展望台からダートで釧路湿原を横切れるのだ。とは言え実際は草むらの中のダートてな感じ、上空から自分の走りを見ることを想像しながら走る。その後細岡展望台、記録的暑さの釧路を過ぎ気分最高の太平洋シーサイドラインを走る。尻羽崎でほっとするような景色を見て、厚岸で夕食の買い物(当然牡蠣だ)をし、霧多布野営場にいたる。
              
4日目
8月14日
237km
累計1010km
霧多布岬を出発、北海道最東端を目指し途中落石崎に立ち寄るがいいところだった。まっすぐ続く木道の先に見える景色は格別、20分歩く価値は大いにあり。その後花咲で花咲かにで昼食、根室半島の納沙布岬は観光地されつまらなかったもののノッカマップ岬はのんびりとした北海道らしい?岬でほっとした。野営予定地の尾岱沼のキャンプ場はよかったものの食料が手に入らず外食となった。
              
5日目
8月15日
321km
累計1331km
野付半島のとどわらを見学し開陽台へ、有名どころ北19号では大勢がバイクが走るのをまっていたので相当な被写体となっただろう。開陽台はあきれるぐらいの広さだった。次にひたすら知床を目指すも道を間違え斜里に向かいかける、海がないことに気づき20qも引き返す羽目に。羅臼では(10年以上前に泊まった)泊まりたかった民宿が廃業していて、近くの民宿を紹介してもらい、荷物を降ろして知床峠へしかし雲がかかり景色はいまいちだった。その後相泊の温泉へ向かう、手前のセセキ湯は満ち潮のため閉店。
              
6日目
8月16日
129km
累計1460km
朝から雨だがどうせ温泉に入るのだからと6時に出発。知床峠を越え宇登呂に向かう。知床観光センターからバスでカムイワッカの滝を目指すが、カムイワッカの滝も1の滝まででその上には登れない、少しぬるいが入ることに、大自然を満喫。知床自然センターに戻りバイクで岩尾別温泉へ温まりに行くことにした。ここも秘湯中の秘湯でいい湯だった。が事件発生バイクの鍵を紛失JAFに運ばれ斜里までは、台車で運ばれることに。斜里からは何とか自走し網走湖畔の呼人浦へ。ここで旅行に来ている友人と落ち合う。
              
7日目
8月17日
232km
累計1692km
今日は少し肌寒い。最大の目的地は屈斜路湖を見下ろす美幌峠、ここもまた息をのむ壮大な景色だった。屈斜路湖半で昼食のあと池の湯に入るがぬるぬるで気持ちが悪い、顔をつける気にはまったくならなかった。摩周からは来た道をひたすら 本別静山を目指す、期待のキャンプ場だ。着いてびっくりこれほど綺麗なキャンプ場が無料とは恐れ入る。
              
8日目
8月18日
316km
累計2008km
今日は明日の帰京のため苫小牧近くの支笏湖畔のキャンプ場までの移動、そのため朝はゆっくりしひたすら苫小牧、支笏湖を目指す。
        
9日目
8月19日
52km
累計2060km
最終日。苫小牧の倉庫にバイクを預けバスで千歳空港。ここからは別行動、息子は直接関空へ僕は東京へとお別れだ。
     
これほど長い時間一緒にすごしたのはいったいいつ以来だろうか、まして今後このような長い時間一緒にいることはないだろう。この長い時間いやになることもなく争うこともなく穏やかにすごせたことに感謝する。これは息子が大人になった証拠だろうか。
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